「俗に言う」とは?意味や使い方を類語を含めてご紹介

「俗に言う」という言葉は、現代でも時々使われることもありますね。ただ、「俗」という言葉にネガティブな意味が含まれるのが引っかかり、使うのをためらう方もいるそうです。「俗に言う」の詳しい意味と使い方を、類語及び言い換えられる表現を含めて紹介します。

目次

  1. 「俗に言う」の意味とは
  2. 「俗に言う」の使い方
  3. 「俗に言う」の類語

「俗に言う」の意味とは

「俗に言う」(ぞくにいう)とは、みんな(世間一般の人)が言うところのという意味です。あとに来る名詞や物事を表す固有名詞を修飾し、形容詞のように使われます。「俗」は「世間一般」「世間の人々」「ありふれたもの」といった意味です。

「俗に言う」の使用を避ける場合もある

「俗に言う」という言葉を避ける人もいます。実は「俗」という言葉には「高尚でなく卑しい様子」という意味も含まれています。

「俗に言う」は、失礼なニュアンスで使われる言葉ではありません。しかし、良いイメージのない言葉を使いたくないと考える場合、他の言葉で言い換えることもあります。

「俗に言う」の使い方

広く世間一般に知られた物事、常識、決り文句などを形容する際に使います。ごく狭い地域やその道に詳しい人だけが知っている物事に使用することはありません。「俗に言う~」といった形で用いられて、定型句のように使われることが多いです。

【例文】

  • 天気雨が降ってきたね。俗に言う「狐の嫁入り」だな。
  • 俗に言う「頭の黒いネズミ」がケーキを盗み食いしたんだね。
  • SNSの書き込みが元で、俗に言う「炎上」の憂き目にあってまいったよ。

「俗に言う」の類語

下世話(に言う)

下世話」(げせわ)とは、世間一般で人の口に上る言葉のことです。「下世話(に言う)~」といった形であとに来る名詞(主によく知られている言葉、ことわざ、比喩、物事の道理)を修飾します。

「下」という字が付くので、下ネタの話、噂話や悪口のような良くない話と勘違いする方がいますが、それは間違いです。また、「下世話」にも「風流や学問を理解できない人」といった意味が含まれるからか、誤解を避けるために使用しないという方もいます。

【例文】

  • 下世話に言う「人の噂も七十五日」だが、ネット上に証拠が残る現代では事あるごとに蒸し返されてしまう。
  • 下世話には「人の不幸は蜜の味」と言うが、本当に悪口や陰口は嫌になるくらい盛り上げるね。

いわゆる

「いわゆる」の意味は、「世の中で言われている」「世間でよく言うところの」です。漢文で「所謂(というところの)」と読み下したところから言葉が略されて「いわゆる」と変化しました。

「俗に言う」と同じように世間一般の常識的な物事(名詞)を表現する時に使われます。また、こちらにはネガティブな意味が含まれないため、「俗に言う」「下世話」の代わりに言い換えるのも可能です

【例文】

  • いわゆる国民的アイドルといっても、年代によって違うグループや歌手を選ぶと思う。
  • いわゆる名探偵とは、明智小五郎や金田一耕助を指すんでしょうね。


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