「エンドコンテンツ」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「エンドコンテンツ」という言葉をご存知でしょうか?ゲームをやる方ならば、聞いたことくらいはあるかもしれません。しかし「なんとなく知っているけど詳しい意味はわからない」という人も多いことでしょう。この記事ではそんな「エンドコンテンツ」について解説します。

目次

  1. 「エンドコンテンツ」とは
  2. 「エンドコンテンツ」の意味
  3. 「エンドコンテンツ」の使い方
  4. 「エンドコンテンツ」の例

「エンドコンテンツ」とは

「エンドコンテンツ」は英語由来のカタカナ語ですが、正確には“end game content”(エンド・ゲーム・コンテンツ)と言います。

最近では「エンドコンテンツ」という言い方が広まり、和製英語として使われているのがほとんどであるようです。

「エンドコンテンツ」の意味

本来の意味

“end game"という言葉はもともと、チェス・ゲームや一般のスポーツなどにおける終盤戦のことを指していました。“content”は「内容」を意味する英単語です。

そのため“end game content”を直訳すると「終盤戦の内容」くらいの意味となります。が、現在「エンドコンテンツ」として使われている言葉の意味は若干ニュアンスが違っています。

ビデオゲームにおける意味

「エンドコンテンツ」はゲーム業界、中でもオンラインゲーム ソーシャルゲームで使われることが多い、ビデオゲーム用語ということができるでしょう。

次項に挙げるような特徴から、「エンドコンテンツ」はそのゲームにおける、ラスボスを倒した後/ストーリーの終了後/エンディングを迎えた後、に用意されていることがほとんどです。つまり、クリア後のやり込み要素ですね。

そのため「エンドコンテンツ」は通常のパッケージとは別の、追加パックやダウンロードコンテンツ(DLC)によって追加される場合があります。

特徴

ビデオゲームにおける「エンドコンテンツ」の定義についてはいまだ定まらないところもありますが、以下のような特徴が挙げられます。

  • ゲーム中での最大レベルに到達した後も(または到達することで初めて)プレイできる。
  • そこでしか手に入らないアイテム・スキル等があり、繰り返しプレイすることが推奨される。
  • 超高難易度であることが多く、そのゲームにおける最終的な到達点(目的)となる。

「エンドコンテンツ」の使い方

  • 今度のDLCはこのゲームのエンドコンテンツとして、皆様にお楽しみいただけるものとなっています。
  • ラスボスが物足りなかったので、エンドコンテンツの裏ボスに期待している。
  • エンドコンテンツの「エンド」というのは、単なる「終わり」ではなく、「終わりがない」ことを示しているのだという。

「エンドコンテンツ」の例

「エンドコンテンツ」はゲームの最終的な目標となるやり込み要素です。ここでは、最近発売された著名なゲーム作品における「エンドコンテンツ」の例を見てみましょう。

ポケットモンスターソード・シールド

『ポケットモンスター ソード・シールド』は、Nintendo Switch用ロールプレイングゲームとして、株式会社ポケモンより発売されました。

このゲームではクリア後/殿堂入り後の様々なやり込み要素が用意されています。たとえば、伝説のポケモンである「ザシアン」「ザマゼンタ」の入手などです。

ただ、「エンドコンテンツ」という面で見ると、「バトルタワー」の攻略、および厳選を繰り返して強力なポケモンを育てて他のプレイヤーと対戦することなどが挙げられるでしょう。

モンスターハンター:ワールド

ゲームソフト『モンスターハンター:ワールド』は、カプコンより発売されました。このゲームにおける「エンドコンテンツ」は「マム・タロト」というモンスターの狩猟です。

また、大型拡張パックとなる『モンスターハンターワールド:アイスボーン』では、「エンドコンテンツ」として、「ムフェト・ジーヴァ」というモンスターの狩猟クエストが用意されています。

これらのモンスターはどちらも本編の発売後にDLCとして追加されました。また、複数人によって一体の敵に挑むことが推奨される「レイド・バトル」という形式がとられています。

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