「旧知の仲」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんには、古くから付き合いのある友人や知人はいますか。お互いの関係の良し悪しにかかわらず、昔からの友人や知人との間柄のことを「旧知の仲」などと言ったりします。この記事では、「旧知の仲」の意味や使い方、類語などについて解説します。

目次

  1. 「旧知の仲」の意味
  2. 「旧知の仲」の使い方
  3. 「旧知の仲」の類義語

「旧知の仲」の意味

「旧知の仲」の「旧知」には「古い知り合い」という意味があり、「仲」には「人間関係。間柄」という意味があります。つまり、「旧知の仲」は、「古くから知り合いの間柄にある人物」という意味の表現です。

「仲」という漢字が使われているので、仲良しなイメージを浮かべるかもしれませんが、相手との仲が悪くても長い付き合いがあれば、「旧知の仲」と呼ばれます。ちなみに仲が良い場合に限定するなら、「旧知の友」や「旧友」といった言葉が適当と言えるでしょう。

「旧知の仲」の使い方

「旧知の仲」の使い方を例文を用いて見てみましょう。

  • 私と彼女は、小学生時代からの旧知の仲であるが、はっきり言うと私は彼女の事が苦手である。
  • 旧知の仲である○○大学の教授が、今年のノーベル物理学賞を受賞する事が決まった。
  • 昨日、幼稚園から仲良しで旧知の仲である彼女が結婚式を挙げた。
  • 彼とは旧知の仲で、彼の事なら何でも知っているつもりでいたが、それは私の勘違いだった。

「旧知の仲」の類義語

「竹馬の友」

「竹馬の友」は、「ちくばのとも」と読みます。意味は、「共に竹馬(「たけうま」のこと)に乗って遊んだ幼い時の友。幼馴染」のことです。「竹馬の友」は、下記の故事に由来していますが、元々はライバル関係や上下関係を意味していました。

紀元前300年頃の中国,東晋の政治家で軍人の殷浩(いんこう)と桓温(かんおん)は、幼馴染で、ともに切磋琢磨するライバル同士でしたが、殷浩と比較されることが面白くなかった桓温は、殷浩の失脚した姿を見て、次のように言います。

「若い頃は殷浩と共に竹馬に乗って遊んでいたが、殷浩はいつも私の棄てた竹馬を拾って乗っていたものだ。つまり彼が私の下風に立つのは当たり前のことだ。『晋書 殷浩伝』」

【例文】

  • 僕と彼女は小さい頃から同じ習い事をして競い合ってきた、いわば竹馬の友である。
  • 私と彼女は竹馬の友でいつも一緒に遊んでいたが、最近は遊ぶ機会も減ってきてしまった。
  • 私は彼女のことを竹馬の友のように思ってきたが、彼女に裏切られたことで関係はまやかしであったことに気付いた。

「知己」

「知己」は、「ちき」と読みます。意味は、「自分のことをよく知ってくれている人。知り合い。知人」です。「旧知の仲」とは、「知り合い、知人」という意味で類義と言えます。

【例文】

  • 高校・大学時代にアルバイトをしたことで、学友以外にも多くの知己を得ることが出来た。
  • 初対面であったにも関わらず、彼の事を長年の知己のように感じた。
  • 私と彼女は、職場内でも知己朋友(ちきほうゆう)として知られている。

知己朋友(ちきほうゆう)とは、自分のことを心から理解してくれている人物、親友の事を指す言葉です。知己だけでも同様の意味がありますが、朋友を重ねることでより一層信頼関係の強い友人を表します。

「腐れ縁」

「腐れ縁」は、「くされえん」と読みます。意味は、「離れようとしても離れられない悪縁。なかなか断ち切れない好ましからぬ関係」ですが、世の中にはそのような人間関係も結構存在します。「旧知の仲」には嫌いな人物も含まれるため「腐れ縁」も類義と言えるでしょう。

【例文】

  • 僕と彼の関係は、幼稚園時代からの腐れ縁だ。
  • 遠くへ引っ越した幼馴染の彼とは腐れ縁だったが、離れてしまうと少し寂しい。
  • 僕の姉は、夫と何度も喧嘩して別居しているが、すぐに元のさやに納まってしまう腐れ縁の夫婦だ。


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