「数多」とは?意味や使い方をご紹介

数や量の多さを表す言葉はたくさんありますが、「数多」もそのうちのひとつです。日常生活やビジネスシーンなど、幅広い場面で使われていますので、ここで覚えておくと、いざという時に役立つでしょう。ここでは「数多」の意味や使い方を、類語や反対語とあわせてご紹介します。

目次

  1. 「数多」の意味
  2. 「数多」の使い方
  3. 「数多」の類語
  4. 「数多」の反対語

「数多」の意味

数多」は「あまた」と読みます。稀に「すうた」と読むことがありますが、基本的には「あまた」です。以下のような意味を持っています。

  1. 数が多いさま。たくさん。多数。
  2. 程度が甚だしいさま。たいへん。非常に。

ここから見て取れるように、「数多」は数や程度が「大きい・はなはだしい」ことを表しており、「数多の軍勢」や「数多の旅行客」のように1の意味で使われることが多いです。なお「数多」は副詞ですが、「引く手数多」のように名詞的にも用いられます。

「数多」の使い方

「数多」は日常でもよく使う表現であり、これといったネガティブな意味も含んでいないため、用法さえ間違えなければあらゆるシーンで使える言葉です。

強いて言えば、やや堅いイメージがある言葉ですので、フランクな会話などでは「大量」や「すごく多い」といった表現を用いたほうが自然なコミュニケーションとなるかもしれません。

また、「あまた」と読むのがやや難しいため、場合によってはひらがなにしたり、他の表現を用いたりしたほうが相手に伝わりやすいケースもあります。

「数多」の例文・使用例

  • 数多の星々が真冬の夜空を美しく輝かせており、見惚れた私はその場から動けなかった。
  • 前職で大規模プロジェクトを成功させた実績のある彼女は、あらゆる企業から引く手数多だ。
  • 新人アイドルオーディションには、日本中から数多の人々が集まった。
  • 数多の動物たちに囲まれながら、彼は至福のひとときを過ごした。

「数多」の類語

幾多

幾多(いくた)」とは、「数量の多いこと」「数多く」を意味する言葉です。「幾」という字には以下の意味があります。

  1. 数量の不明・不定の意。
  2. 数量の多い意や年月の長い意を表す。

「幾日」「幾人」などは1の意味で使われており、「幾多」は2の意味で使われています。「幾」と「多」という、似たような字を重ねることで、より意味を強めている表現と言えます。

【使用例】
  • 幾多の英雄たちが、この戦場でしのぎを削った。

山盛り

山盛り(やまもり)」とは、「物を山のように高く盛り上げる」ことを言い、数や量が多いことを表しています。「山盛りのご飯」「山盛りの資料」といった使い方をします。

【使用例】

  • 彼は山盛りのフライドポテトをペロリと平らげた。

潤沢

潤沢(じゅんたく)」とは、「ものが豊富にあること」「しっとりとしてつやのあるさま」などを意味する言葉です。

「潤」という字には「湿潤」「浸潤」といった言葉で用いられているように「うるおう」という意味があります。また「利潤」のように「もうけ」という意味もあります。

【使用例】

  • あの会社が業界内で幅をきかせている理由の一つが、その潤沢な資金さ。

「数多」の反対語

僅か

僅か(わずか)」とは、「数量・程度・価値・時間などがほんのすこしであるさま」を意味する言葉です。「僅」という字には「ほんの少し」「わずか」といった意味があり、「僅差(きんさ)」や「僅少」などといった表現で用いられています。

【使用例】

  • 彼に残されたのは、僅かなお金とボロボロのコートのみであった。

鮮少

鮮少(せんしょう)」とは、「非常に少ないことや、そのさま」を表す言葉です。「鮮」という字は「鮮やか」などの表現で有名ですが、その他にも「ほとんどない。すくない」といった意味もあります。

「鮮少」という言葉は、「すくない」というニュアンスを持つ「鮮」と「少」を組み合わせて、より意味を強めている表現といえます。

【使用例】

  • 遺産相続をめぐる一家の争いの結末は、まことに鮮少な事例として記録された。

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