「あずかり知らぬ」とは?意味や使い方をご紹介

「あずかり知らぬ」は、時代劇にでてくるような古めかしい言い回しですが、現代でもしっかりと生き残っている言葉です。端的にいえば、「関係がないのでまったく知らない」ということを表現しています。今回は、「あずかり知らぬ」をさまざまな角度からご紹介します。

目次

  1. 「あずかり知らぬ」とは?
  2. 「あずかる」の意味
  3. 「あずかり知らぬ」の使い方

「あずかり知らぬ」とは?

「あずかり知らぬ」は、「そのことには関与していないため、その内情や実情についてはまったく知らない」という意味の言い回しです。「あずかり~ぬ」という表現が古い日本語の表現であるため、時代劇の台詞めいて聞こえますね。

「あずかる」の意味

「あずかり知らぬ(ない)」を深く理解するために、「あずかる」について解説します。

「あずかる」は、「関る」「与る」と漢字表記し、「ある事柄、人物などに関係・関与していること」という意味をもつ言葉です。

したがって、「あずかり知る」とは、「あることに関係・関与して、そのことを知っている」という意味になります。

「あずかり知らぬ」の使い方

「あずかり知らぬ」という言い回しを、このままのかたちで用いることはめったにありません。時代劇ドラマなら馴染みますが、現代日本の会話で、とつぜん「あずかり知らぬ!」と出てきたら、まわりは驚いてしまいそうですね。

実際に用いられるときは、「あずかり知らぬこと」「あずかり知らぬところ」が定型的、慣用的な表現となっています。

「あずかり知らぬ」というかたちで用いる場合も、「あずかり知らぬという態度で」など「という」を補い、形容詞的に用います。

用例

(A男)

山本君と鈴木君の仲たがいについては、僕のあずかり知らぬことだから、理由を聞かれても答えられないよ。

(B男)

今回の当校の不正入試の背景については、私のような一介の教師のあずかり知らぬところでございます。

(C子)

部長が智子さんにセクハラした件は、目撃者もいるのよ。それなのに、追究しても、あずかり知らぬという態度で逆ギレする始末なの。


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