「ひまわり(向日葵)」の花言葉とは?意味や使い方をご紹介

太陽を追いかけて花の向きを変えるともいわれる「ひまわり」。まさに夏を象徴する花であり、絵画に、映画に、人々のイメージを喚起してやまない存在です。今回は、「ひまわり」が世界に広まった歴史をはじめ、花言葉やひまわり油の効能などもあわせてご紹介します。

目次

  1. 「ひまわり」という名前
  2. 「ひまわり」の歴史
  3. 「ひまわり」の花言葉
  4. 「ひまわり」は太陽を向く?
  5. 「ひまわり」の効用
  6. イメージを喚起する「ひまわり」

「ひまわり」という名前

「ひまわり」。真夏の太陽のもと鮮やかな花を咲かせ、見ているだけで元気が出ますね。日本で流通してるだけでも品種は25種類ほどあり、花色は黄色・オレンジから白っぽいものや赤茶まで、大きさ(花径)も5cmクラスから30cmを上回るものまでさまざまです。

「ひまわり」は漢字では「向日葵」または「日回り」と書くほか、日輪草(にちりんそう)日車(ひぐるま)迎陽花(げいようか)など、十指に余る別名を持っています。英語では「サンフラワー(sunflower)」。その見た目と夏に咲き誇るさまから、太陽にちなんだ名前が多いのが特徴です。

学名の持つ意味

ひまわりは学名を「Helianthus annuus L.」といいます。「Helianthus」は「helios」と「anthos」の合成で、前者「ヘーリオス」は太陽神として有名ですね。後者の「anthos」は「」を意味しますから、ひまわりはまさに「太陽の花」と見なされていたことになります。「anthos」は「アンソロジー」の語源でもあります。

ちなみに「annuus」は一年草を意味し、最後の「L.」は、分類学の父として名高いリンネの命名であるというしるしです。

「ひまわり」の歴史

ひまわりの原産地は北アメリカです。コロンブスが「新大陸」に上陸したのが1492年。彼の雇用主はスペイン王室でした。そのスペイン人が「新大陸」から初めてひまわりの種を自国へ持ち帰ったのは、1510年のことといわれています。

しかし、そこからひまわりの存在が世界に知られるまでには長い時を要しました。スペインで栽培されたひまわりは、16世紀末にようやくヨーロッパに渡って園芸花として親しまれるようになり、ロシアでは食用(種)の価値を見出され、日本に伝来したのは寛文6年(1666年)、中国を経てのことだったといいます。

「ひまわり」の花言葉

ひまわりの花言葉は数多くあります。下に挙げるのは代表的なものです。

 

  • 敬慕
  • 憧れ
  • 崇拝
  • 光輝
  • あなただけを見つめる
  • すてきなあなた

他にも「偵察」など少し怖いものもありますが、ひまわりを贈られたときなどは、おおむね上記のような意味と受け取ってよいでしょう。

花言葉の使い方

ひまわりの花言葉は、本数や色で異なります。国によっても異なりますので、プロポーズなど愛を伝えたいときにひまわりを使うなら、その意味をメッセージカードなどに書き添えて渡すのもいいでしょう。

ひまわりは夏を代表する花です。時にはお中元にひまわりを贈ってみるのはいかがでしょうか。涼しさを感じさせる青や水色の花と合わせると素敵ですね。また、フラワーココットにしてお菓子と一緒に送ったり、小さなブーケを作ってプレゼントしても喜ばれると思います。

花持ちは5日程度です。元気なひまわりのパワーを、上手に使えるといいですね。

「ひまわり」は太陽を向く?

ひまわりは太陽を追いかけて花の向きを変えるといわれますが、ずっと太陽を向いているわけではありません。じつは、花が開ききってしまうと、首を振らなくなるのです。若いときのひまわりは、太陽を追って東や西を向きますが、成長し終えると動きを止めるようです。

ひまわりが首を振るのは、光の当たる加減によって部分的に成長度合いが変わるからだといいます。一本の茎にたくさん花をつける品種などは、必ず太陽を追うとは限りません。

「ひまわり」の効用

昔からひまわりは、種子より油を搾取し、食用や灯火用、石鹸原料などに用いられてきました。中国に旅行に行った方はご存じかと思いますが、あちらではよく食べられています。煎じて飲んだりもしているようです。効能は食欲不振や下痢止め、花托などを煎じると高血圧、めまいなどに効果があるようです。

ひまわり油(サンフラワーオイル)は、オレイン酸とビタミンEが豊富です。加熱、生食、どちらにも利用でき、酸化しにくい使い勝手のよい油です。

ひまわり油を購入するときは、「ハイオレックタイプ」と呼ばれる改良種のひまわりを使った油がおすすめです。オレイン酸が多く含まれています。オレイン酸やビタミンEは、血管の健康を保ち、がんの予防に効果があります。普段の炒め物をひまわり油に換えてみてもいいですね。
 

イメージを喚起する「ひまわり」

ゴッホの名画やソフィア・ローレン主演でヒットした映画『ひまわり』をはじめ、ひまわりをモチーフにした作品は枚挙にいとまがありません。「太陽王」の異名で知られるフランス王ルイ14世も、紋章にひまわりをデザインしていましたし、日本の弁護士バッジもひまわりです。

太陽から生まれたような姿でひと夏を鮮烈に咲き誇る「ひまわり」。いつの時代も人々のイマジネーションを掻き立ててやまない花です。


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