「スケブ男」とは?意味や使い方をご紹介

twitterなどで「スケブ男」という言葉を聞いたことはありませんか?スケブ男とは同人誌即売会で迷惑な依頼行為をする人物のことを言い、SNS上ではスケブ男に関する注意喚起コメントが数多く寄せられています。ここではスケブ男の詳しい意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「スケブ男」の意味
  2. 「スケブ男」の使い方
  3. 「スケブ依頼」とは
  4. 「スケブ男」の特徴
  5. 「スケブ男」にならないためのマナー
  6. 「スケブ男」への対処

「スケブ男」の意味

スケブ男」とは、漫画やアニメなどの同人誌即売会において、サークル参加(展示・販売側で参加)している絵師さん(イラストを描く人間)に対して、迷惑なイラスト依頼をする人物のことを指します。なお「スケブ」とは「スケッチブック」の略です。

迷惑行為をする「スケブ男」は古くから存在していたようですが、最近になってtwitterでの目撃情報や被害報告が話題となり、同人界隈で広く存在が知られるようになりました。

「スケブ男」の使い方

「スケブ男」はあくまで「迷惑な」依頼をする人物に対して使います。礼儀正しくスケブ依頼をしている人に対しては使いませんので気をつけましょう。

(A)

向こうのスペースで「スケブ男」が現れたらしいから気をつけないと。

「スケブ依頼」とは

「スケブ依頼」とは漫画・アニメの同人誌即売会などで、サークル参加している絵師さんにお願いして自分のスケッチブックにイラストを描いてもらうことを言います。

スケッチブックに描いてもらうケースが多いことから「スケブ依頼」と呼ばれ、イメージとしては、プロの漫画家さんが書店などで行っている「サイン会」に近いです。

「スケブ依頼」はサークル参加者の絵師さんの厚意で成り立っているサービスです。忙しいサークルだと、「スケブ依頼」を受け付けていないところもあります。スケブ依頼をするときはサークルの方針や条件に従って、礼儀正しくおこなう必要があります。

「スケブ男」の特徴

「スケブ男」の特徴や目撃情報が、twitterなどのSNSに書き込まれています。その中でも特に多かった特徴を挙げると、以下のとおりです。

  • 本を買ってもいないのに描かせようとする
  • スケブ依頼を断ると騒ぐ
  • イラストへの要望が細かい
  • 仕上がったイラストに対して文句を言う

サークル参加者の都合を無視するこのような振る舞いは、サークル参加者だけでなく、そのサークルのファンの人たちやイベント運営者、そして礼儀正しく「スケブ依頼」をおこなっている人たちにも迷惑をかけます。

「スケブ男」にならないためのマナー

「スケブ男」にならないためには、サークル参加者側の立場を考えてマナーを守ることが大切です。一般的に言われている「スケブ依頼」の際のマナーは以下の通りです。

  • 忙しそうな時は依頼しない
  • イベント終了間際には依頼しない
  • サークルさんの都合に合わせる
  • 無理なリクエストはしない
  • スケブには自分の名前を書いておく

またスケブ依頼後は、一旦その場を離れる配慮も必要です。イラストを描き終わるまでその場に居座ると他の参加者の邪魔になります。

また、描き終わるまでじっと見られるのは、イラストを描く側からすると緊張して描きにくくなります。サークル参加者の立場に立ち、思いやりの心をもって依頼することが大切です。

「スケブ男」への対処

「スケブ男」による無理な依頼は「スッパリと断る」ことが推奨されています。中途半端に要求を受け入れると、相手も付け上がってくるからです。「この人、普通じゃないな…」と感じたときは、速やかに依頼を断りましょう。

なかなか断りきれなかったり相手がしつこかったりする場合は、周りの人やイベント運営スタッフに助けを求めましょう。特に運営スタッフへの連絡・報告は被害の拡大を抑えるうえでも重要なので、積極的に行うべきです。

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