「今生の別れ」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは「今生の別れ」を経験したことはありますか?ドラマチックな表現でもある「今生の別れ」ですが、どういう意味がご存知でしょうか。「今生」とは何か?「今生の別れ」について、その意味や使い方をシチュエーションを交えながら、ご紹介します。

目次

  1. 「今生の別れ」:意味
  2. 「今生の別れ」:成り立ち
  3. 「今生の別れ」:使い方

「今生の別れ」:意味

「今生の別れ」<こんじょうのわかれ>と読みます。色々なシチュエーションがありますが、もう二度と会わないと決めた別れのことをいいます。

日常生活ではあまり使わない言葉ですが、昔の時代を描いたドラマや、小説などで見聞きしたことがあるかもしれません。軽々しく使う表現ではなく、ある理由で別れることへ対する強い決意を込めて使用します。

「今生の別れ」:成り立ち

今生

「今生(こんじょう)」とは「この世」「この世に生きている間」という意味があります。

「今を生きる」という漢字のとおり、今生きているこの世ということを表しています。反対語には来世を表す後生、他生などがあります。

【使い方】

  • 今生の思いを遂げた気がする。もう思い残すことはない。
  • 今生の名残にどうか一度だけ笑った顔を見せてはくれないだろうか。
  • これが今生の見納めになるかもしれないと思うと、胸が苦しい。

別れ

「別れ(わかれ)」とは「離れて去ること」「別々になること」「死別」のことです。恋愛においての別れは、付き合っている状態を解消して、お互いに離れ、交際を終わりにすることを指します。別れは男女間のものだけでなく、家族や友人と離れることも意味します。

【使い方】

  • 明日からアメリカに留学することになったので、祖母に別れの挨拶をしに来た。
  • それが、永遠の別れになるなんて思ってもいなかった。
  • 彼女から受け取った別れのメッセージには、最後に「ありがとう」と書いてあった。

「今生の別れ」:使い方

「今生の別れ」はもう二度と会わないという意味ですが、恋人同士が喧嘩して別れることにしたなどというケースでは使いません。

綺麗さっぱりと関係をたつような別れに使う表現ではなく、本当は別れたくないけれど、やむを得ず別れることになってしまったというニュアンスが含まれています。

「この世では別れる」ということは、裏を返せば「来世はその限りではない(来世では別れない)」ということです。いつかまた巡り会いたいという、深い感情が込められた言葉です。

男女間の別れ

男女間の別れに「今生の別れ」という言葉を使うには、二人の気持ちが通っていることが条件です。

例えば親に反対されて別れることに決めたり、お互いの人生のために別々の道を行くことにしたりなどといったシチュエーションです。本当は一緒にいたいけれど、もう二度と会わないことを決めた時に使います。

【使い方】

  • 彼には婚約者がいる。会うのはこれで最後にすると決めた。これが二人の今生の別れになる。
  • 身分違いの恋。今日のデートが今生の別れになりそうな予感がした。
  • 君には才能がある。今生の別れは辛いが、君の成功を祈っているよ。

戦争

戦時中は、皆が明日の見えない状態で家族とも離れ離れになり、日々今生の別れを覚悟していたことでしょう。

「今生の別れ」は、そういった命が関わるような状況で使われることも多い言葉です。戦争を題材にしたドラマや映画などでもよく使われます。

【使い方】

  • これから厳しい戦いになる。今生の別れになるかもしれない。
  • もはや妻や子供達と今生の別れになるであろうと写真を胸にしまい、戦地へと赴いた。
  • 彼は戦争に赴いて戦死し、今生の別れとなった。
  • 国のためと思えば、家族との今生の別れもさほど辛くは感じられなかった。


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