「ぶっぱ」とは?意味や使い方をご紹介

みなさん、「ぶっぱ」という言葉を聞いたことはありますか?一般的には「ぶっ放す」の略として「発射する・放出する」という意味で使われていますが、ゲーム界隈では使われ方が少し異なります。ここではゲーム界隈における「ぶっぱ」の意味や使い方を中心にご紹介します。

目次

  1. 「ぶっぱ」とは?
  2. 格闘ゲームにおける「ぶっぱ」
  3. ステータスの割り振り方についての「ぶっぱ」
  4. 「ぶっぱ」の由来

「ぶっぱ」とは?

「ぶっぱ」とは「ぶっ放す」を略した表現です。一般的には「勢いよく何かを発射する、または放出する」という意味で使われるのですが、ゲーム界隈では少し異なったニュアンスで使われることが多いです。

また、ゲームのジャンルによって、さらに「ぶっぱ」の意味合いが変わります。こちらの記事では、ゲーム界隈で使われる「ぶっぱ」の意味について詳しく解説していきます。

格闘ゲームにおける「ぶっぱ」

「ぶっぱ」の意味

格闘ゲームにおける「ぶっぱ」とは「リスクに対応できない状況で大技を繰り出す」ことを指します。敵に大ダメージを与えることができる大技は決まれば勝負が有利になりますし、見た目も派手なので、とりあえず使ってみたくなりますよね。

ところが、多くの場合、このような大技は相手に当たりにくかったり、空振りすると大きな隙を与えてしまいます。当たれば強力ですが、そもそも命中しにくい上に、外すと相手に逆襲されやすいという、高リスクな技なのです。

だから、大技を使う際にはあらかじめコンボ技に組み込んで命中させやすくしたり、相手に隙が生まれた瞬間に技を放つなど、なるべく技を外さないように工夫するのが定石です。

「ぶっぱ」をするのは、ほとんどが定石を知らない初心者やライトユーザー。ただし、熟練プレイヤーの中には、あえて「ぶっぱ」をして相手を混乱させ、勝利を掴み取る人もいます。

そのようなケースもありますので、一概に「ぶっぱ」を否定することは出来ません。「当たれば読み、外れればぶっぱ」という格言もあるくらいですから、格闘ゲームは奥深いですね。

「ぶっぱ」の使用例

(A)

おいおいコイツまたぶっぱしてるよ。初心者かぁ?

(B)

そうみたいだね。弱いから、こっちもぶっぱするだけで勝てるよ。

ステータスの割り振り方についての「ぶっぱ」

「ぶっぱ」の意味

「ぶっぱ」の意味を、「能力値などを1つのステータスに集中して割り振る」というニュアンスで用いているゲームジャンルもあります。たとえば、キャラクターを育成する際に「攻撃力」のみを上昇させるケースなどです。このような場合に「攻撃ぶっぱで育成する」などと言います。

特定のステータスを集中して鍛えること自体は問題ありません。ただし、まったく計画や計算をせずにステータスを割り振ってしまうと、キャラクター本来の実力を発揮できなくなる可能性があります。

「攻撃特化」や「防御特化」のように、特定のステータスに能力値を「ぶっぱ」することは、考えることが少なくて楽ですし、実際にもそのステータスにおけるスペシャリストが誕生するわけですので、強力な戦力となり得ます。

ただし、ゲームによっては、それ以上のデメリットを背負う可能性もあります。「ぶっぱ」をするかどうかは、やはりしっかりと調査・計算したうえで決断しましょう。

「ぶっぱ」の使用例

(C)

このキャラは防御ぶっぱしてガード役にするわ。

(D)

いや、ぶっぱするよりも他のステータスに割り振ったほうがいいよ。

「ぶっぱ」の由来

「ぶっぱ」の元となった「打っ放つ(ぶっぱなす)」は、「打ち放す(ぶちはなす)」の音が変化した表現です。「打ち放す」には「発射する」のほかに「刀を抜いて切りつける」という意味があります。現代では刀を使わなくなったので、ほぼ「発射する」の意味で使われています。

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