「無作為」とは?意味や使い方を類語を含めてご紹介

「無作為」という言葉をご存知でしょうか?「ランダム」と同じ意味でつかわれる言葉で、普段の生活でもビジネスでもよく耳にする言葉です。良く出てくる言葉なので間違って使うことがないように「無作為」の意味や使い方、類語を紹介します。

目次

  1. 無作為の意味は?
  2. 無作為の使い方を紹介
  3. 無作為の類語は?

無作為の意味は?

「無作為」とは「作為のないこと」「偶然にまかせること」の意味で、「無作為に抽出する」などの使い方をします。「むさくい」と読みます。

「作為」って何?

「無作為」は「作為」に打消しの「無」が付いた言葉ですが、この「作為」には以下のような意味があります。

  • 自分の意志でつくること
  • 事実であるかのようにわざと手を加えてつくること

「このデータは作為の跡がみられる」、「彼の行動に作為的なものを感じる」など、悪い目的や考えを持って、手を加えてつくるときに使われる言葉です。

無作為の使い方を紹介

  • このアンケートは無作為で選んだ方にお願いしています。
  • 役員の人選は無作為に選びました。

無作為の類語は?

無作為の類語にはどのようなものがあるのでしょうか?ここではよく使われる2つを紹介します。

ランダム

「ランダム」とは英語の「random」からきている言葉で、「無作為」、「手あたり次第」、「デタラメ」という意味です。

同じ意味を持つ言葉に「アトランダム(アットランダム)」があります。「アトランダム」は英語では「random」に前置詞「at」をつけ、「at-random」と表記します。

日本語(カタカナ英語)として使うときは同じ意味になりますので、どちらを使っても問題ありません。

手当たり次第

「手当たり次第」とは「片っ端から」、「無差別に」という意味です。「手当たり」とあるように、「手に触れるものを区別しない」、「手に触れるものすべて」というところからきています。


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