「カイエン青山」とは?意味や由来をご紹介

「カイエン青山」とは、プロ野球・日本ハムファイターズの斎藤佑樹(さいとう・ゆうき)投手の呼称です。斎藤投手が出演したドキュメンタリー番組にて「カイエン乗りてぇ」「青山に土地買うってやばいっすか?」といった内容の発言をしたことに由来し、蔑称の意味合いが強いです。

目次

  1. 「カイエン青山」の由来とは
  2. 斎藤佑樹投手とは
  3. 「カイエン青山」の「カイエン」とは
  4. 「カイエン青山」と「さいてょ」
  5. 「ハンカチ世代」のプロ野球選手

「カイエン青山」の由来とは

カイエン青山とは、プロ野球球団・北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹(さいとう・ゆうき)投手の呼称の一つで、蔑称として使用されることの多いネットスラングです。
 

斎藤投手が入団した2011年に放送されたドキュメンタリー番組にてカイエン乗りてぇ」「青山に土地買うってやばいっすか?」「ビッグになろう」等の発言をしたことから、ネットで話題となり、このように呼ばれるようになりました。

斎藤佑樹投手とは

斎藤投手は、198866日生まれの群馬県出身です。早稲田実業高校から早稲田大学に進学、2010ドラフト1位で北海道日本ハムファイターズに入団しました。

斎藤投手を語るうえで外すことができないのが
2006年夏に行われた第88回全国高等野球選手権大会での、現在ニューヨークヤンキースにて活躍している田中将大投手擁する駒澤大学付属苫小牧高校との決勝戦です。延長15回までで決着がつかず、翌日行われた再試合で早稲田実業高校が4-3で勝利。斎藤投手が優勝投手となります。この試合は高校野球屈指の名勝負として、今も語り継がれています。

高校生らしからぬ落ち着いた表情で、ポケットからハンカチを出してマウンドで汗をぬぐう斎藤投手は大人気となり、「ハンカチ王子」と呼ばれ、田中投手とともに大人気となりました。発言も注目され、進学した早稲田大学で日本一となり「一生何か持っていると思います」「わが早稲田は一生勝ち続けます」や、プロ入りしてからのヒーローインタビューでの「持っているではなく、今は背負っています」などが話題となりました。

「カイエン青山」の「カイエン」とは

「カイエン」とは、ドイツの自動車メーカーであるポルシェが製造・販売する高級SUVポルシェ・カイエン」のことを意味します。ドキュメンタリー番組の中で、車上から高級車を見つけたルーキー時代の斎藤投手は「あっ!カレラ、ポルシェ!カイエン乗りてぇ」と発言していました。これからプロ野球で成功して高級車に乗りたい、という憧れと情熱を感じる発言ですね。
 

なお、価格.comhttp://kakaku.com)調べでの新車価格は976~1855万円です。斎藤投手の推定年俸は2018年で1,830万円ですので充分購入が可能です。

「カイエン青山」と「さいてょ」

ネットで斎藤投手について調べたことのある方なら目にしたことがあるのは「さいてょ」という呼称ではないでしょうか。実際、5ちゃんねるの「なんJ」(野球中継を中心に書き込みが行われるネット掲示板)では、「カイエン青山」ではなく「さいてょ」と呼ばれることがほとんどです。

これは
2011年のオープン戦(日本ハム対阪神タイガース戦)で、観客席にいた女性が持っていた「SAITHO」と書かれた応援ボードが語源となっています。「SAITOH」の誤記と推定されますが、その力の抜けた語感と、いわゆる「にわか」の女性ファンの存在や、斎藤投手の言動への反発などから「さいてょ」というのが斎藤投手のなんJにおける呼称となったのです。

まとめサイトなどで「さいてょ」を見かけた人たちが、
SNSなどでも使用するようになり、「カイエン青山」よりも広く浸透しています。

「ハンカチ世代」のプロ野球選手

斎藤投手と同じ1988年度生まれのプロ野球選手は「ハンカチ世代」と呼ばれ、現在も多くが活躍しています。主な選手はメジャーリーグで活躍している2013年の楽天イーグルス在籍時に24連勝という記録を達成したニューヨークヤンキースの田中将大投手、現在はロサンゼルスドジャースに在籍している、第3WBCMVPである前田健太投手。

国内組では2015年にトリプルスリーを達成した福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐選手、シーズン最多安打記録(2015年)である西武ライオンズの秋山翔吾選手、読売ジャイアンツの看板選手である、坂本勇人選手などがいます。

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