「ペネトレイト」とは?意味や使い方をご紹介

「ペネトレイト」と言われて聞いたことがある人はきっとバスケットボールなどのスポーツをしていた方でしょう。日常ではあまり使われない言葉ですが、「ペネトレイト」は他にはどのように使用されているのでしょうか。ここでは「ペネトレイト」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「ペネトレイト」の意味
  2. スポーツで使われる「ペネトレイト」
  3. スポーツ以外で使用される「ペネトレイト」

「ペネトレイト」の意味

ペネトレイトとは英語で「penetrate」と表します。意味は以下のように複数あります。

  • 〜を貫く、突き通す、〜の中を通る、貫通する
  • 〜に侵入する
  • (市場などに)進出する
  • 浸透する・染み込む

【使用例】
  • The bullet penetrated her heart.(弾丸は彼女の心臓を貫いた。)
  • His loudly voice penetrated the loud noise.(彼の大きな声は騒音を通した。)
  • I am good at penetrating a person's thinking. (私は人の考えを見抜くことが得意だ)

ただし、主に日本では、スポーツやマーケティングなど特定の分野における専門用語として使用されています。

スポーツで使われる「ペネトレイト」

スポーツにおいて使用されるペネトレイトは「突破する」という意味です。

例えば、バスケットボールであれば、ドリブルをしながら相手のディフェンスを突き抜けゴールに向かってシュート、またはパスを狙いにいくことを意味します。バスケにおけるペネトレイトは、攻撃の流れを作る大きな戦術です。

またアメリカンフットボールにおけるペネトレイトは、「DLやLBが、OL(攻撃側のポジション。基本的に複数名でかたまり、肉体の壁を作ってボールを保持する選手を守る)の隙間に突っ込んで、スクリメージライン(攻撃開始地点)の突破を狙う」という意味です。

ペネトレイトからサック(ボールを保持するQBへのタックル)が決まれば、攻撃側は大きく獲得距離をロスすることになるため、守備にとって有利な状況に持ち込めます。

スポーツにおける「ペネトレイト」の使い方

  • 彼のペネトレイトはスピードが早く攻撃の起点となる。
  • 相手のペネトレイトにすぐ対応ができるようにディフェンスをゴール周りに固める。
  • この場面でペネトレイトを狙うことはチャンスを生み出すことができるが失敗のリスクもある。

スポーツ以外で使用される「ペネトレイト」

「ペネトレイト」は以下のように、スポーツ以外では「浸透・侵入」という意味でも使用されます。

マーケティング用語における「ペネトレイト」

ペネトレイトは、マーケティングにおいて「ペネトレーション」と表現されます。ペネトレーションとは「地域あるいは市場に存在する、ある製品やプロモーションの浸透度合い」を意味します。

ペネトレーションを使用した用語として「ペネトレーション価格」があります。ペネトレーション価格とは「企業が商品やサービスのシェアを拡大するためにつける低い価格(浸透価格)」を意味します。

【使用例】

  • 地下鉄や電車が発達している都心部では電子マネーのペネトレーションが高いが、車社会中心の地方では低いペネトレーションである。
  • 新しく発売した商品のペネトレーションを高めるため、発売当初の価格から低く設定をする。

IT用語における「ペネトレイト」

IT用語では「ペネトレーションテスト」という用語で「ペネトレイト」が使用されています。

ペネトレーションテストとは「ネットワークに接続されているコンピューターシステムに対して、実際に既知の技術を用いて侵入を試みることで、システムに脆弱性がないかをテストすること」を意味します。侵入試験または侵入テストとも言われます。

【使用例】

  • 来年リリース予定の新システムでペネトレーションテストを行い安全性を確認する。
  • ペネトレーションテストを行う目的は、安全性の確保をするだけでなく、攻撃への耐久力や、実際に侵入されてしまった時にどれほどの被害が発生するのかを調査する事でもある。


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