「たちが悪い」とは?意味や使い方をご紹介

人の良くない行為や性格あるいは望まない事象を指して「たちが悪い」と表現することがあります。しかし「たちが悪い」の「たち」とは一体どこから来た言葉なのでしょうか。ここでは「たちが悪い」の意味や使い方、語源も含めて解説します。

目次

  1. 「たちが悪い」の意味
  2. 「たちが悪い」の使い方
  3. 「たちが悪い」の語源
  4. 「たちが悪い」の類義語

「たちが悪い」の意味

「たちが悪い」の「たち」とは、人間の生まれつきの性質や体質、または物事の性質を意味します。すなわち「たちが悪い」とは、人の性格や行動あるいは物事の品質が悪いという意味です。

「たちが悪い」の使い方

  • たちが悪いいたずらなど、するものではない
  • このニキビはたちが悪いらしく、なかなか治らない
  • 知っていて教えないなんて、たちが悪いよ

「たちが悪い」の語源

「たちが悪い」の「たち」を、「質」と漢字で表記することがあります。しかし常用漢字表上の「質」には「タチ」という読み方はありません。つまり「タチ」という読み方は表外音訓ということになります。

ではなぜ、「たち」に「質」の字を用いるのでしょうか。調べてみると、日本古来の‘大和言葉‘の中に「たち」という言葉があるようです。そして‘大和言葉‘の「たち」が人の性質や体質を表すことから「質」の字が用いられるようになった、というのが有力説のようです。

しかし、「タチ」はあくまでも表外音訓ですので、通常は「たちが悪い」とひらがなで表記します。さらに、学校の試験で「質が悪い」の読みを問われたら「しつがわるい」と回答するのが正解です。

「たちが悪い」の類義語

「たち」と似た言葉で「性分」という言葉があります。こちらも持って生まれた性質を意味する言葉であることから「たち」と混同してしまいがちですが、明らかに使い分けされるケースもあるので確認しておきましょう。
 

  性分 たち
飽きっぽい~
~の悪い風邪
~に合わない仕事

「性分」は人に対して使う言葉で、「具体的な行動に関してそうせずにはいられない性格を表し、普通悪い行動には使わない」言葉と理解しておくと良いでしょう。


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