「トップガン」とは?意味や使い方をご紹介

1986年に公開された大ヒット映画『トップガン』はトム・クルーズの出世作としても有名ですが、「トップガン」がもともとどういう意味かご存知ですか?今回はこの「トップガン」の意味や使い方、映画『トップガン』について解説します。

目次

  1. 「トップガン」とは?
  2. 「トップガン」の使い方
  3. 映画『トップガン』
  4. 映画『トップガン2』
  5. NTTドコモの「トップガン」

「トップガン」とは?

「トップガン」の意味

「トップガン(TOP GUN)」とは、「アメリカ海軍戦闘機兵器学校の通称」で、後でご紹介する1986年公開の映画『トップガン』のヒット同時に一躍有名になりました。

また、「トップガン」は本来の意味から派生した「ある分野・社会のトップクラスの人」という意味で用いられることもあります。

アメリカ海軍戦闘機兵器学校とは

アメリカ海軍戦闘機兵器学校(United States Navy Fighter Weapons School)」は、上位1%のエリート戦闘機パイロットたちに空中戦技を指導するために創設された養成機関で、戦術講義やシュミレーター訓練、教官が操縦する仮想敵部隊との模擬戦闘などによってパイロットたちを鍛え上げています。

トップガン設立の経緯

第二次世界大戦や朝鮮戦争では戦闘機によるドッグファイトは普通のことでしたが、1950年代末になると、西側諸国では「戦争の主役は大陸間弾道ミサイル(ICBM)と長距離爆撃機に移行する」と考えられるようになりました。

しかし、続くベトナム戦争でもドッグファイトは無くならず、機関砲すら取り除いていたアメリカの戦闘機は、敵の旧式戦闘機の機関砲で撃墜されて大損害を被りました。

ミサイルを運ぶ役割に特化しすぎた機体や装備、パイロット教育などの問題を受けて「トップガン」は1969年に開設されました。「トップガン」は開設以降、戦果向上や機体とパイロットの生還率向上に貢献しています。

「トップガン」の使い方

  • トップガンは映画『トップガン』によって、その存在が一躍有名になった。
  • トップガンは空軍ではなく、海軍の組織だ。
  • 現在、トップガンはネバダ州のファロン海軍航空基地にある。
  • このプロジェクトメンバーは少数精鋭のトップガンだ。

映画『トップガン』

作品情報

映画『トップガン(原題:Top Gun)』は、1986年のアメリカ映画で、トップガンを舞台に、パイロットの青春群像を描いたスカイアクション作品です。

1986年度の全米興行成績1位を記録した大ヒット作で、公開後には海軍への志願者が激増し、戦闘機パイロットの道に進んだ人も多いそうです。また、日本でも1987年度の洋画配給収入1位となりました。

製作にはアメリカ海軍が全面協力、ミラマー海軍基地や空母レンジャーで撮影が行われました。本作の航空機はほとんどが実機で、冒頭のワンシーン以外の航空アクションシーンは現用戦闘機を飛ばして撮影され、重厚で迫力のある映像となっています。

あらすじ

野生的で無鉄砲な操縦をするアメリカ海軍の戦闘機パイロット・マーヴェリックは、ある事件を機に、相棒のレーダー要員のグースとともにトップガンに送られ、航空戦技を磨くために厳しい訓練を受けることになりました。

トップガンにおける女性教官チャーリーとの恋愛、ライバルのアイスマンとの対立、さらに訓練中の事故によるグースの死を経て成長したマーベリックは、やがて敵の戦闘機との実戦に出撃します。

出演者

『トップガン』は、主人公のマーヴェリックを演じたトム・クルーズ、マーヴェリックの恋人・チャーリー役のケリー・マクギリス、ライバルのアイス役のヴァル・キルマー、そのほかメグ・ライアン、ティム・ロビンスなど、若手俳優たちの出世作としても知られています。

映画『トップガン2』

『トップガン』の続編、『トップガン2(仮題)』は2018年6月から撮影が開始されており、主演のトム・クルーズは、クランクイン初日にティザー画像「Day1」を発表。『トップガン2』の米国公開日は2020年6月です。

NTTドコモの「トップガン」

NTTドコモは、2017年から始まった新しい商品開発の取り組みを「トップガン」と名付けました。この「トップガン」は、法人営業と研究開発(R&D)が一体となり、1プロジェクトあたり5〜10人の少数精鋭チームが担当するというもので、商品やサービスの開発スピードアップを図っています。

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