「浮薄」とは?意味や使い方をご紹介

「浮薄」という言葉をご存知ですか?「浮」と「薄」は、「浮き輪」「薄力粉」などと使われ、馴染みのある漢字かと思います。しかし、「浮薄」は日常生活ではあまり馴染みのない言葉ではないでしょうか。ここでは、「浮薄」の正しい意味と使い方をご紹介いたします。

目次

  1. 「浮薄」とは
  2. 「浮薄」の使い方
  3. 「軽佻浮薄」
  4. 「浮薄」の類語
  5. 「浮薄」の対語
  6. 「浮薄」のまとめ

「浮薄」とは

「浮薄」は、「ふはく」と読み、「考え方がしっかりしないで、他に動かされやすいこと」意味します。

「浮薄」の「浮」は、音読みで「フ」、訓読みで「う(く)」「う(かれる)」などと読みます。「うく」「うかべる」の意味の他に、「よりどころがない」「はかない」「うわついている」などの意味があります。

「浮薄」の「薄」は、音読みで「ハク」、訓読みで「うす(い)」「うす(れる)」などと読み、「うすい」の意味があります。この「うすい」は、「厚さが少ない」「かさが少ない」「味・色・濃度などの程度が少ない」「物事の程度が少ない」など、幅広い意味があります。

「浮薄」の使い方

「浮薄」は名詞形や「浮薄な」と形容動詞形で使われます。例文をご紹介いたします。
 

  • 彼女は見た目ほど浮薄ではない。
  • オリンピックチャンピオンは、子供たちの夢を裏切らないように、浮薄な行動は慎まなければならない。
  • 彼の浮薄な言動は、リーダーに適さない。

「軽佻浮薄」

「浮薄」の四字熟語に「軽佻浮薄(けいちょうふはく)」があります。「軽佻」は、「落ち着きがなく軽はずみなこと」という意味です。「軽佻浮薄」は、「浮薄」と「軽佻」の意味が合わさり、「考えや行動が軽はずみでうわついている様子」を意味します。

深く考えずに軽はずみな言動で、周囲に迷惑を及ぼしたり、批判されたりする行為に対して使われる言葉です。

(例文)

  • A議員は、軽佻浮薄な発言で、辞任に追い込まれた。
  • 彼の軽佻浮薄なふるまいは、周囲の信頼を損なうこととなった。

「浮薄」の類語

「浮薄」の類語には、「軽薄(けいはく)」「軽率(けいそつ)」「軽佻(けいちょう)」などがあります。それぞれ微妙にニュアンスが違います。

「浮薄」の類語~「軽薄」

「軽薄」は、「態度や性格が軽々しくて誠実さがない」という意味です。
「軽薄」の「軽」は、音読みで「ケイ」、訓読みで「かる(い)」「かろ(やか)」と読みます。「(重さが)かるい」「(身が)かるい・かろやか」のほかに、「行いやそぶりが、かるがるしい」の意味があります。

(例文)

  • 日ごろの落ち着いた言動から、彼女が軽薄な人とは思えない。

「浮薄」の類語~「軽率」

「軽率」は、「態度・性格が軽はずみで、そそっかしいさま」という意味です。「軽率」の「率」は、音読みで「ソツ」「リツ」、訓読みで「ひき(いる)」と読みます。「ひきいる」「したがう」の意味のほかに、「にわか」「あわただしい」の意味があります。

(例文)

  • 冬山登山での軽率な行動は命取りとなる。

 

「浮薄」の類語~「軽佻」

「軽佻」は、「落ち着きがなく、軽はずみなこと」という意味です。「軽佻」の「佻」は音読みで「チョウ」と読み、「軽はずみで浮ついているさま」を意味します。

(例文)

  • 式典は厳粛に行われ、軽佻なふるまいは許されなかった。

「浮薄」の対語

「浮薄」の対語は、「重厚(じゅうこう)」で、「(態度や性質が)ずっしり落ち着いている様子」という意味です。

「重厚」の「重」は、音読みで「ジュウ」「チョウ」、訓読みで「おも(い)」「かさ(ねる)」などと読みます。「(重量・病気などが)おもい」「(やり方などが)おもおもしい」などの意味があります。

「重厚」の「厚」は、音読みで「コウ」、訓読みで「あつ(い)」と読みます。「ぶあついさま」「丁重なさま」などの意味があります。

(例文)

  • 我が社の社長は、組織のトップにふさわしい重厚な人柄で信望が厚い。

「浮薄」のまとめ

「軽薄」や「軽率」は、日常よく使われる言葉ですが、同じ意味合いで「浮薄」があることがお分かりいただけたと思います。人から「浮薄な人」と言われないように、日ごろからよく考えて行動したいものですね。


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