「不可欠」とは?意味や使い方・類義語をご紹介

「不可欠」という言葉があります。「○○が不可欠だ」のように使われ、何となく聞いたことのある方は多いかと思います。新聞などの読み物でも、よく見かける表現です。ここではそんな「不可欠」の意味や使い方、類義語などを、順々に紹介していきます。

目次

  1. 「不可欠」の読み方
  2. 「不可欠」の意味
  3. 「不可欠」の使い方
  4. 「不可欠」の類義語
  5. 「不可欠」の対義語

「不可欠」の読み方

まず「不可欠」は、「ふかけつ」と読みます。「欠」に関しては、訓読みで「か(ける)」と読む字です。どの漢字も小学校では、五年生あたりまでに習います。

「不可欠」の意味

「不可欠」とは、欠くことが出来ないこと、なくてはならないことや、その様子を表します。それぞれの字について、「不」には「~ない」など、否定や打ち消しの意味があります。

次に「可」は、出来る、良しとするなどの意味を持っています。最後に「欠」には欠くことの他にも、足りない、壊れるなどの意味があります。

「不可欠」の使い方

「不可欠」は「不可欠の~」や「不可欠だ」のように使われ、形容動詞に分類されます。そして形容動詞は、対象の性質、状態を表す役割などを持っています。ここでの性質や状態とは、「欠くことが出来ないこと」ですね。

例文①

【例:この作戦を遂行するには、彼の技術が不可欠だ】

これは「彼の技術は欠くことが出来ない」や、「彼の技術がなくてはならない」と言い換えられます。例文の文章的に、どちらかと言えば後者が自然かもしれません。

他にも「〇〇が不可欠」の場合は、「〇〇がなくてはならない」と言い換えられる場合が多めです。

例文②

【例:不可欠な条件として、多額の金銭が挙げられる】

これは「欠くことが出来ない条件として~」や、「なくてはならない条件として~」と言い換えられます。一つ目の例文と比べて、この場合はどちらでも自然に伝わるかと思います。

「不可欠」の類義語

「不可欠」の類義語としては、「必要」、「入用」、「必須」、「必需」などがあります。

「必要」について

「必要(ひつよう)」とは、なくてはならないことや、どうしてもしなければならないこと、その様子を表します。この言葉は、「必ず要する」という風に解釈できます。

なくてはならないという意味で、たとえば「彼は不可欠な人材だ」は、「彼は必要な人材だ」と言い換えられます。

一方で「どうしてもしなければならない」という意味でしたら、「必要に迫られて行動する」などのような使い方があります。

「入用」について

「入用(いりよう)」には細かく分けて、以下の二つの意味があります。またこの言葉は「入り用」と書いたり「にゅうよう」と読んだりしますが、意味は同じです。

  1. 用事のために必要なこと
  2. 必要な費用のこと

どちらの意味にも「必要」が含まれていて、「不可欠」と似ていますね。たとえば用事のために必要という意味で、「入用な品物」は「不可欠な品物」と言い換えられます。

「必須」について

「必須(ひっす)」とは、必ず用いるべきことや、欠かせないこと、その様子を表します。またこの言葉は「ひっしゅ」や「ひっすう」とも読みますが、意味は同じです。

たとえば欠かせないという意味で、「成功のための必須な条件」は、「成功のための不可欠な条件」と言い換えられます。

他には「必須元素」や「必須アミノ酸」、「必須特許」など、「必須」は慣用句としても多く使われています。

「必需」について

「必需(ひつじゅ)」とは、どうしても必要であることや、なくてはならないことを表します。他の言葉との違いとして、「必需」は「必需品」や「必需性」、「必需的」のようにも使われます。

たとえば「不可欠な品」は、そのまま「必需品」と表せます。他には「必需な材料」や、「必需な費用」などの表現があります。

「不可欠」の対義語

「不可欠」の対義語としては、「不要(ふよう)」が挙げられます。「不要」とは要らないこと、必要でないことや、その様子を表します。なくてはならないに対しての要らないなので、まさに反対の意味ですね。

使い方に関しては、「彼はこの作戦に不要だ」や、「洗剤は不要です」のように用いられます。またこの言葉は、「必要」や「入用」の対義語でもあります。


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