「羨ましい」とは?意味や使い方・類語をご紹介

「羨ましい」は昔は「心病ましい」と書いたのだとか。何やら心の闇を感じさせますね。「羨ましい」には「憧れる」や「ねたましい」など類語がいくつもあります。類語との使い分けを中心に、今回は「羨ましい」の意味や使い方、英語訳などを紹介します。

目次

  1. 羨ましいとは?
  2. 羨ましいの使い方
  3. 羨ましいの類語
  4. 羨ましいの英訳

羨ましいとは?

「羨ましい(うらやましい)」とは「自分もあの人みたいだったらいいのに」という気持ちです。羨望(せんぼう)ともいいます。

自分よりも優れている人やできる人、扱いや待遇の良い人などを見ていると「すごいなあ」と思う反面、「ああなりたい」という気持ちも芽生えますよね。この自分がそうなりたい」という気持ちを「羨ましい」と呼びます。相手に意地悪したりおとしめたりしたいという気持ちがあると「嫉妬(しっと)」という別の感情になります。

心病ましい

「羨ましい」は、かつては「心病ましい」と書いたそうです。鬱というか、妄執というか、何かこう闇を感じさせる字ですね。

「羨ましい」気持ちには心の影が隠れているのでしょうか。本当に病んでいない人は、誰かの成功を喜んで祝福したり、奮起して努力したりするのでしょう。「羨ましい」と感じるのは満たされていないからかもしれません。

心と書いて「うら」と読むのはこの言葉に限った話ではありません。「心悲しい(うらかなしい)」や「心寂しい(うらさみしい)」などにも使います。心は目に見えない、表に出ないものなので、「うら」と読むようになったそう。「心疾しい(こころやましい)」という言葉もあり、こちらは後ろめたい、穏やかでないという意味です。

羨ましいの使い方

  • 生まれたての赤ちゃんのぷにぷにのお肌が、とっても羨ましい。
  • 営業成績抜群で羨ましい才能の持ち主。
  • 金持ち、イケメン、高学歴の相手と結婚した後輩が羨ましい。

羨ましいの類語

憧れ

「羨ましい」とよく似た感情に「憧れ」があります。「憧れ」はどちらかといえば実現しなさそうという意味を含んでいます。

白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるのを「憧れる」人はいるかもしれません。けれど、お姫様のことを「羨ましい」と思う人は少ないでしょう。一方、社内恋愛で結婚した友人を「羨ましい」と思っても、「憧れ」はしないはず。

メルヘンチックな童話は非現実的なフィクションだから「憧れる」余地があるのです。これが他人の成功話ばかりでは「羨ましい」を通り越して「ねたましい」となってしまいます。

ねたましい

「羨ましい」は悪い感情ではありません。あの人みたいになりたいから努力する、ということもありますから。けれど、もしそれが「ねたましい」となってしまったら最悪です。「ねたましい」は「羨ましくて、憎らしい」、「あの人みたいになりたい、たとえ蹴落としてでも」という悪い感情です。

「羨ましい」気持ちに「憎らしい」や「悔しい」という気持ちが混じると「ねたましい」に変わるといいます。例えば格下だと思い込んでいた相手に負けたら、「もっと下のはずでしょう。本来の居場所に戻りなさい」と思うかもしれません。あるいは、「どうせ不正な手段を使ったんでしょう」とゆがんだ正義感から落とすこともあるでしょう。

ないものねだり

「ないものねだり」とは自分にないものを欲しがること、叶わない願いを抱えることです。英語では「crying for the moon」です。直訳すると「月を欲しがる」という意味になります。英語圏では手に入らないものの代表は月なのですね。

隣の芝は青い

「隣の芝は青い」とは他人のものはなんでもよく見えるという意味のことわざです。同じ意味のことわざは多く、「隣の花は赤い」「隣の糂汰味噌(じんだみそ)」などがあります。

時々誤解されますが、「隣の餅も食ってみよ」は意味が違います。隣の家の餅はおいしそうに見えるけれど、食べてみないと本当のところはわからないという意味です。見えるものだけがすべてではない、経験してみなければわからないという教えです。

羨ましいの英訳

「羨ましい」は英語でenvy(エンヴィ)」です。漫画『鋼の錬金術師』で一躍有名になりましたね。こちらは「良かったね、羨ましい。」と相手のことを喜んであげた上で、自分もそうなりたいという意味です。

類義語にjealousy(ジェラシー)」があります。日本語と同じように、「嫉妬」の気持ちが強い表現です。「なんであんたが、憎たらしい。」といった意味になります。


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