「デー子」とは?意味や使い方をご紹介

「デー子」とは、「NTTデータ子会社」のことを指します。インターネット掲示板やSNSなどで見られる表現です。とくに、IT系への就職・転職を目指す人たちの間でよく使われています。ここでは、「デー子」の詳しい意味や使い方を中心に紹介します。

目次

  1. 「デー子」とは
  2. 「デー子」の数や規模
  3. 「デー子」の口コミ・評判
  4. 「デー子」の使い方
  5. 「ユー子」「メー子」「独立系」について

「デー子」とは

「デー子」とは、「NTTデータの子会社」の略称で、NTTデータ子会社を、ひとまとめにした表現です。ネット掲示板やSNS・ブログなどでよく見られます。

「ユー子」や「メー子」といった略称とともに、IT系への就職や転職を目指している人たちの間でよく使われています。

なお、NTT本体からみると、NTTデータは子会社、「デー子」は孫会社にあたります。

「デー子」の数や規模

NTTデータの連結子会社の数や正社員数は、日本の企業のなかでもトップクラスです。2018年1月のデータで、連結子会社数が302社、正社員数が11万人を越えています。

さらに、親会社のNTT本体となると、先のデータによれば、連結子会社944社、正社員数は27万人を越えています。

日本を支える巨大グループの一員としての地位や、NTTグループの知名度や安定感などから、「デー子」への就職・転職を目指す人たちは多いです。

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「デー子」の口コミ・評判

就職・転職関連のネット掲示板や口コミサイト等では、「デー子」に関する書き込みが多く寄せられています。デー子に関しては、ネット上では以下のような評価がされています。

【デー子のメリット】

  • NTTグループのブランド力や安定感の恩恵を受けられる
  • 福利厚生が充実している
  • 日本を支えるシステムに携わることができる

【デー子のデメリット】
  • 親会社に比べると、年収は少ない
  • 親会社に比べると、知名度が低い
  • プロジェクトの進捗によっては、残業が多くなることも

ただし、これらはあくまでネット上の口コミですので、どこまで正しいかは分かりません。あくまで参考程度にしておくのが無難だと思われます。

「デー子」の使い方

デー子という略称は、就職・転職系のネット掲示板やSNSなどを中心に使われています。就職・転職以外の分野では、ほとんど見られない表現なので、使えるシーンは限定的といえるでしょう。

【使用例】

  • デー子の選考がまだ残っているんだ。
  • ユー子にしようか、デー子にしようか迷う。
  • IT系ならデー子とかどう?安定してそうだし。

「ユー子」「メー子」「独立系」について

就職・転職系のネット掲示板やSNSでは、デー子のほかに「ユー子」「メー子」「独立系」といった言葉もよく使われています。ここでは、それぞれの意味を簡単に紹介してきます。

「ユー子」とは

「ユー子」とは、「ユーザー系子会社」の略称です。ここでいう「ユーザー」とは、システムを使うユーザーのことを指します。

ITとは関係のない事業をしている会社(親会社)が、システムを担当する会社(子会社)を作ったイメージです。例えば、以下の企業が「ユー子」と呼ばれています。

  • ヤマトシステム開発
  • みずほ情報総研
  • 新日鐵住金ソリューションズ

「メー子」とは

「メー子」とは「メーカー系子会社」の略称です。ここでいう「メーカー」とは、情報機器メーカーのことを指します。たとえば、NEC、富士通、日立などが代表例です。

これらの情報機器メーカーの子会社のことを、ひとまとめにした表現が「ユー子」となります。例えば、以下の企業が「メー子」と呼ばれています。

  • 日立ソリューションズ
  • 富士通エフサス
  • NECソリューションイノベーター

「独立系」とは

「独立系」とは、デー子やユー子、メー子などと異なり、独自の資本で立ち上げたIT系会社のことをいいます。

技術力が身につきやすいと言われていますが、一方で多忙なことも多いとも言われています。もちろん、各企業によって環境が異なりますので、参考程度に留めておくのが無難です。例えば、以下の企業が「独立系」と呼ばれています。

  • 富士ソフト
  • 大塚商会
  • TIS

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