「クレーム」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「クレーム」をという言葉をご存知でしょうか。企業などに苦情や文句を言う場合、「クレームをつける」というように使っており、けっこうなじみがあるのではないでしょうか。ここでは、「クレーム」の意味や使い方を紹介していきます。

目次

  1. 「クレーム」の意味や使い方
  2. 「クレーム」の類語
  3. 「クレーム」の英語

「クレーム」の意味や使い方

「クレーム」は売買契約に違反が場合、売り手に損害賠償を請求すること、または単に苦情や文句を言うことです。クレームをつけるというように使います。

英単語のclaimが元になっている和製英語で、日本独自の言葉になります(下の英語の欄を参照)。

「クレーム」の類語

「クレーム」の類語は「苦情(くじょう)」や「文句(もんく)」です。細かくみると、「苦情」は周囲から受けた迷惑や購入した商品の不具合などに対する不満などを言い、比較的、硬い表現です。

「文句」は必ずしも正当な理由がある主張ばかりでなく、むしろ言いがかりに近いニュアンスで使われる場合もあります。

「クレーム」の英語

「クレーム」は英語のclaimが元になってはいますが、意味は「強く主張する、請求する」ことで、「苦情」の意味では使いません。

カタカナ語としての「クレーム」は和製英語で、日本独特の使い方になり、普通の英語としては通じません。単にclaimと言うと「損害賠償請求」と限定した意味になります。

  • 損害賠償請求に応じる…pay a claim for damages.

「クレーム(苦情)」の英語表現はa complaint、an objectionです。
  • クレーム(苦情)をつける…raise an objection.
  • 我々の計画にクレーム(苦情)がついた…An objection was made to our plan.
  • 支配人にこのひどいサービスについてクレーム(苦情)を言いたい…I'd like to make a complaint about the poor service to the manager.
  • 店員は顧客からのクレーム(苦情)には親切に対応するよう教育されていた…The sales assistants were trained to deal with customer complaints in a friendly manner.

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