「卑下」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「卑下」という言葉をご存じでしょうか。自分を劣ったものとして卑しめるという意味です。この考え方はそれ自体はあまりよくありませんが、謙遜や謙譲語としては日々使うのではないでしょうか。ここでは改めて、「卑下」の意味や使い方を紹介していきます。

目次

  1. 「卑下」の意味や使い方
  2. 「卑下」の類語「謙遜」の意味と使い分け
  3. 「卑下」の英語

「卑下」の意味や使い方

「卑下」は「ひげ」と読み、自分を劣ったものとしていやしめること、へりくだることの意味です。自己を卑下するという使い方をします。それ自体はあまりいい意味ではありませんが、普段、日常的に使う謙譲語はこの卑下が基本にあります。自分を低くすることで、話の主役を相手にし、高く持ち上げることになるからです。

卑下も自慢の中(ひげもじまんのうち)という慣用句があります。卑下しながら、それを美徳として誇るという意味です。自分の実力を卑下しすぎるとかえって嫌味になります。これは「へりくだる」という態度にもその傾向があり、決まりきった定型文の他の会話などでは繊細な加減が必要になっていきます。皆さんも思い当たる経験かあるのではないでしょうか。

「卑下」の類語「謙遜」の意味と使い分け

「卑下」の他に、自分自身や自分の物、行為を低くした態度をとる言葉には、「謙遜」「謙譲」「敬譲」があります。もっともよく使うのは「謙遜」で、例えばとても素晴らしい絵を描く人が「ほんのいたずら書きです」などと言ったりするのが謙遜になります。

「卑下」は単に、実際以上に自分を下げる効果が大きいのに対し、「謙遜」の方がやややわらぎ、謙譲語として自分を低く相手を高める意識が出てきます。

「謙遜」の反対語は「不遜」になります。謙遜がないということ、思い上がっているという意味です。こちらには関連する類語がたくさんあり、倨傲(きょごう)、傲岸(ごうがん)、驕慢(きょうまん)、暴慢(ぼうまん)、慢心(まんしん)などです。

共通する意味はおごりたかぶるということですが、言葉の多さが、これを戒める気持ちの強さを表しています。

「卑下」の英語

「卑下」を英語ではbelittle(~の価値を下げる、けなす、見くびる)。形式的な表現ではdisparage oneselfとなります。

「卑下して」という形容詞では、modesty、humilityがあります。


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