「オフザボール」とは?意味や使い方をご紹介

テレビでサッカーを観戦していると「オフザボール」という言葉が出てきます。サッカーに精通している人には、「オフザボール」の重要性が分かりますが、詳しくない方にはピンと来ませんよね。ここでは「オフザボール」の意味や使い方をご説明していきます。

目次

  1. オフザボールとは
  2. オフザボールの重要性
  3. オフザボールの使い方
  4. オフザボールの目的
  5. オフザボールの動き方

オフザボールとは

オフザボールとは、選手がボールを持っていない時、もしくはボールに対して関与していない時のことを言います。反対にボールを持っている時、ボールに対して関与している時のことを、オンザボールと言います

サッカーは、ボールを持っている選手が注目されがちですが、ボールを持っていない時間、つまりオフザボールの動きも大変重要となってきます。

オフザボールの重要性

サッカーの試合中に選手がボールを触っている時間は、2分程度と言われています。つまり、1試合90分のうちの残りの時間は、オフザボールの時間ということです。

オフザボールの動きで、自らがゴールに向かう姿勢やフリーでパスを受けられ、余裕を持ってプレーができたり、敵を引きつける動きで味方のプレーをサポートできたりします。

自分や味方がオンザボールになった時に有効なプレーをするために、オフザボールの動きが重要なのです。

オフザボールの使い方

  • あの選手のオフザボールの動きで、他の選手が動けるスペースができた
  • 味方が連動してオフザボールの動きが出来たことで、フリーでシュートしゴールできた

オフザボールの目的

オフザボールには、大きく3つの目的があります。オフザボールの目的を理解することで、試合中の選手が何を考えて動いているかが分かるようになってきます。

ボールを受ける

いつまでも動かずにいたら、敵のマークを外すことはできませんし、インターセプト(敵にパスをカットされること)の格好の的になってしまいます。

そのためには、まずパスを受けられる位置まで移動することが大事です。さらに言えば、その位置はゴールを狙える位置であることが理想です。

スペースを作る

自分が動いて敵を引きつければ、その場所に誰もいなくなりスペースができます。そうすると、そこへ味方が走り込んでフリーでパスを受けることが可能になります。また、そのスペースへボールを保持している選手がドリブルすることもできます。

要するに、スペースを作る動きで敵を動かし、味方が有効的なプレーをしやすくするということです。

味方をサポートする

サッカーは得点を奪うためにゴールへ向かっていきますが、その過程で敵のマークによって手詰まりになりドリブルやパスができなくなることがあります。

そこで、ボール保持者からパスを受けられる場所まで移動し、パスコースを作ります。この時に、敵からのプレッシャーを受けずに安全にパスを受けサポートできる場所へ移動することが大切です。

オフザボールの動き方

オフザボールの目的を説明しました。次にこれらの目的を達成するための動き方について紹介していきます。

オーバーラップ

オーバーラップは、ボールを持った選手の外側を後ろから追い越し、前に出ることで数的有利を作る動きです。オーバーラップをしてパスを受けたり、おとりになってボール保持者をサポートします。

インナーラップ

インナーラップは、ボールを持った選手の内側から追い越す動きです。ボール保持者がタッチライン際で行き詰っているときに効果的です。

パス&ゴー

ボールをパスした後にも動き続ける動きをパス&ゴーといいます。パスを出した直後は、ディフェンスの意識がボールに集中しがちなため、隙が生まれやすくなります。ワンツーパスがパス&ゴーの活用例です。

ダイアゴナルラン

ダイアゴナルには、「対角線」や「斜め」という意味があります。すなわち、ダイアゴナルランとは、斜めに走る動きのことをいいます。

ディフェンスは、敵が横に移動するとマークを受け渡し、縦に移動するとディフェンスラインをコントロールします。その両方を同時に強いるため、ディフェンスを混乱させることができます。

クロスオーバー

クロスオーバーとは2人の選手が逆方向に走り出し交差する動きのことをいいます。その際に、マークを引き離したり、ボールを受け渡したりします。ただし、味方同士の息があっていないと上手くいきません。

3人目の動き

3人目の動きとは、ボール保持者が味方にパスを出そうとしている時に、プレーを予測して次の次のパスを受けるために3人目の選手が動き出すことをいいます。普段の練習からパターンを共有するなど、選手間のコンビネーションが重要な動きです。

裏への抜け出し

ディフェンスとゴールキーパーの間(裏)のスペースに抜け出しパスを受ける動きのことを裏への抜け出しといいます。パスの出し手とタイミングを合わせたり、ディフェンスのマークを外したりと高度な技術が必要です。

デコイラン

デコイランとは、味方がパスやドリブルをしやすいように、スペースに走り込みディフェンスを引きつける動きのことをいいます。デコイとは、「狩猟に使用する鳥の模型」、つまり「おとり」のことです。

2列目からの飛び出し

2列目からの飛び出しとは、中盤の選手が前線へ飛び出し、数的有利を作ろうとする動きをいいます。フォワードへのプレッシャーが強いときに2列目からの飛び出しを意識させることで、フォワードのプレッシャーを軽減させることができます。

プルアウェイ

フォワードがゴールから遠ざかることでディフェンスのマークを引きはがそうとする動きをプルアウェイといいます。ゴールから離れることでマークが緩くなり、再度ゴール前のスペースに侵入しやすく、かつ前を向いた状態でボールを受けることができます。

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