「メッカ」とは?意味や使い方をご紹介

メッカはムハンマドの生まれたイスラム教の聖地を指すこともありますが、物事の中心地という意味もあります。メッカに多くの巡礼者が訪れる様子や憧れる様子から使われ始めました。ここではメッカの意味や使い方、類語などを紹介していきます。

目次

  1. メッカの意味
  2. 都市としてのメッカ
  3. メッカとイスラム教
  4. 代名詞としてのメッカ
  5. 類義語

メッカの意味

「メッカ」はイスラム教の聖地、あるいは物事の中心地という意味です。都市のメッカがあるのはサウジアラビアのヒジャーズ地域マッカ州です。マッカとも呼ばれ、正式にはマッカ・アル・ムカッラマというそうです。英語では「mecca」あるいは「makkah」と書かれます。

都市としてのメッカ

「メッカ」はサウジアラビアの西部にある都市です。イスラム教の開祖ムハンマド(マホメッド)の生誕の地で、聖地として世界的に有名です。イスラム教の聖地としては他に、「メディナ(マディーナ)」があります。こちらはムハンマドの布教の中心地で、亡くなった場所でもあります。

年間の巡礼者数は200万人にも上るといわれています。「メッカ」には伝統的な遺跡が多くありましたが、近年は都市化が進み、ビルやホテルが建設されているといわれています。

メッカとイスラム教

メッカはイスラム教の聖地です。メッカはイスラム教徒の義務と密接なつながりがあります。ここでは2つだけ取り上げましょう。

一つは礼拝です。イスラム教徒は一日に五回、メッカの方向に礼拝する義務があります。正確にはメッカにあるカーバという黒い石に向かって礼拝をします。上記の写真がカーバです。

もう一つは巡礼です。イスラム教徒は一生の間に一度は聖地メッカに行く義務があります。この義務は礼拝程厳しい義務ではなく、生活や金銭にゆとりのあるものだけに課せられます。

代名詞としてのメッカ

使い方

「メッカ」には多数の信者がやってきます。そこから権威や勢力あるところ、関係者が多く集まる場所の代名詞として使います。また、「メッカ」は信者にとって憧れの的です。そのため、多くの人が憧れている場所というニュアンスで使うこともあります。

この表現は厳格なイスラム教にとって不敬であるから使うべきではないという意見もあります。その場合は後述する「聖地」など別の言葉を使う方が良いでしょう。

「メッカ」の例文

  • 「映画のメッカといえば、昔も今もハリウッドだ。」
  • 「甲子園球場は高校野球のメッカとも呼ばれ、大会には多くの人が訪れる。」
  • 「この国はロックのメッカだ。」

「メッカ」のNG例

  • 汚職のメッカとして知られる料亭。(悪い意味では使わない)
  • 禅宗のメッカ、永平寺。(イスラム教以外の宗教には使わない)

類義語

聖地

「聖地」は宗教的に重要な場所を指す言葉です。メッカの他、エルサレムやバチカン、クシナガラなどがあります。日本国内では高野山や比叡山、伊勢神宮などが聖地と呼ばれるようです。

近年では小説やアニメ、ゲームなどの舞台となった場所、関係が深いところを聖地と呼ぶことが一般化しています。メッカへの巡礼のように、ファンが訪れることを巡礼と呼びます。

揺籃

「揺籃(ようらん)」はたびたびメッカの類語として取り上げられる言葉です。「揺籃」とはゆりかごのことです。赤ちゃんが眠るベッド。「揺籃」という漢字そのままでゆりかごと読むこともあります。

さて、この「揺籃」ですが、物事の発祥地域という意味で使われることがあります。「揺籃期」なら「黎明期(れいめいき)」などと同じく発展し始めのことです。

「揺籃地」は「メッカ」と同じく中心地という意味になります。もっとも、「メッカ」には憧れの地や人の集まる場所という意味合いが強いので、物事が始まった場所というニュアンスの「揺籃地」とは少しずれてきます。

交差点

人々が集まる場所、行きかう場所という意味では「交差点」や「十字路」という表現があります。複数ある道がぶつかり、集まる場所です。ここではいろいろな方向から人がやってきます。そのため、人が集まり、出会う場所という意味の比喩として使われます。


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