「雷同」とは?意味や使い方を読み方を含めてご紹介

四字熟語「付和雷同」で知られる「雷同」ですが、その意味や由来をご存知でしょうか?「雷同」は自分の意見を特別持たず、誰かの意見に簡単に同調してしまうという意味です。ここではそんな「雷同」の使い方や類義語などを紹介していきます。

目次

  1. 雷同とは
  2. 雷同の使い方・例文
  3. 雷同の類義語
  4. 雷同に関連した四字熟語

雷同とは

発音・アクセント

「雷同」は「らいどう」と読みます。アクセントは後半の「どう」にあります。

意味

「雷同」は自分の意志や意見を持たず、誰かの考えや行動につられて簡単に同調してしまうことという意味です。基本的に良い意味はなく、意志の弱さを批判して使われます。

由来

「雷同」の出典は中国の『礼記』です。雷が落ちると、その音は周囲のものすべてを震わせ、振動させます。この反響している様子が誰かに同調する様子に似ているので、上記の意味になりました。なお、雷の音やどよめきは「雷動」の字が使われます。

雷同の使い方・例文

使い方

「雷同」は単独で使われることはめったにありません。基本的には四字熟語「付和雷同」でのみ見られます。

例文

  • 彼らは特別な主義主張を持っていないので、ただ多数派に付和雷同するばかりだ。
  • 誰にでも付和雷同する癖が直って、彼もだいぶ芯のある人間になった。
  • 特別強い思い入れがあるわけでもないのだが、社風だ校風だという理由で雷同するのもどうかと思い、ここまでずるずると来てしまった。

雷同の類義語

迎合

「迎合」は自分の意見をまげて、他人に気に入られるように調子を合わせることをいいます。政治家や芸術家が世論や大衆に合わせる場合によく用いられます。

追従

「追従」は「ついしょう」と読み、主体性を持たず他者の意見に従ったり、誰かに気に入られるような言動を指します。また、そういった言動をする人をいいます。

似た言葉に「追随(ついずい)」がありますが、こちらは行動や意見を真似するという意味です。

右へ倣え

「右へ倣え」は最初に行った人のまねをして、続けることを呼びます。特に、無批判にまねをすること批判して用いる表現です。

盲目

「盲目」は目が見えないことを意味する言葉ですが、他の物が目に入らないことの比喩としても使われます。この場合、理性的で無批判に受け入れているという意味で使われます。同様の表現に「盲信(妄信)」や「盲従」があります。

雷同に関連した四字熟語

付和雷同

「付和雷同」は「雷同」と同じく深い考えなしに安易に他者に同調することを意味します。「付和」は「附和」の字が使われることもあります。しかし、「不和」は誤りです。「雷同付和」や「付和随行」などと書かれる場合もあります。

唯々諾々

「唯々諾々」は「いいだくだく」と読みます。もとは『韓非子』の言葉で、善悪や是非を問わず、他者の意見に盲従したり、言いなりになったりするという意味です。

「唯々」は相手の意見に逆らわず追従することを、「諾々」は自分の意見もなくただ従うことをそれぞれ意味します。

軽挙妄動

「軽挙妄動」の読み方は「けいきょもうどう」です。こちらの出典は中国の源氏物語とも呼ばれる『紅楼夢』という清時代の長編小説です。「軽挙妄動」の意味は物事の是非を考慮せず、軽々しく行動することです。

党同伐異

「党同伐異」は「とうどうばつい」と読みます。『後漢書』の言葉で、善悪はさておいて味方のことは助け、敵のことはどんなことでも攻撃するという意味です。「党同」は同じ側の人に与する、つまり味方になる。「伐異」は異なる派閥を征伐する意味があります。

吠影吠声

「吠影吠声」は「はいえいはいせい」と読みます。犬が一匹でも物陰におびえて吠えると、残りの犬たちもその声に反応して吠えるという意味です。そこから、誰か一人でも根拠のない噂を流すと、他の人たちもそれに反応して噂を広げるという意味で使われます。


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