「クソコテ」とは?意味や使い方をご紹介

「クソコテ」という言葉を聞いたことがある人はいますか?初めて聞いた人でも、「クソ」と付いているので、なにかよくないことのような気はしますよね。では「コテ」はなんでしょう?ここでは「クソコテ」の意味を知り、言葉の使い方やクソコテになる人の傾向を考えてみましょう。

目次

  1. 「クソコテ」とは
  2. 「クソコテ」の使い方
  3. 「クソコテ」といわれる人の傾向
  4. 「クソコテ」にならないためには
  5. ほかにもあるコテハン名称
  6. 「クソコテ」のまとめ

「クソコテ」とは

5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)などの匿名電子掲示板では、自分の本名を使わず、ニックネームを使うユーザーが多いですね。このニックネームのことを「ハンドルネーム」といいます。

自分のハンドルネームを決め、投稿するときに同じハンドルネームをその都度使うユーザーを「固定ハンドルネーム」といい、略して「コテハン」といいます。

コテハンは匿名投稿と違い投稿者を特定できるので、そのコテハンを良く思わないユーザーは、名指しで批判することができます。このときに侮辱の意味を込めた「糞のようなコテハン」を略して「クソコテ」という言葉ができあがりました。

「コテハン」とは?意味や使い方をご紹介

「クソコテ」の使い方

「クソコテ」は相手を軽蔑、罵倒するときに使います。

  • クソコテ、自重しろ!
  • クソコテ野郎
  • あいつはクソコテだ

「クソコテ」といわれる人の傾向

「クソコテ」という呼称は、もとは電子掲示板サイト「5ちゃんねる」で使われていたと言われています。

クソコテと呼ばれるコテハンは、

  • 場の空気を読めない
  • 知ったかぶりをする
  • 人の批判ばかりする
など、周囲を不快な気分にさせている傾向があります。

コテハンだけで「クソコテ」になることも

5ちゃんねるでは、「名無し(匿名)」で投稿するのがデフォルトという概念があります。あえてコテハンで投稿するという行為の自己顕示性に、不快感をあらわすユーザーも少なくないようです。

そのため、迷惑行為や空気を読まない発言をしていなくても、「クソコテ」と批判される場合があります。

「クソコテ」にならないためには

  • 投稿前に他ユーザーたちのやり取りの流れを確認して、場の様子をチェックしておく
  • 周りの意見を尊重し上から目線で発言しない
  • 自分のブログや以前の発言内容と相反することはしない
  • 場を荒らすような行為をしない
各電子掲示板には、ユーザーが作り上げてきた文化や風紀、特色といったものが存在します。明文化されていないため、新参ユーザーは履歴などの過去のやり取りから、それらを推し量るしかありません。

完璧に把握することは無理でも、場に馴染もうとする姿勢や努力は発言から伺えるものです。自分が不適切な言動をしていないか不安なときは、「これで合ってますか?」「空気読めてなかったらすみません」など、一言ことわりを入れるとよいでしょう。

ほかにもあるコテハン名称

  • 「良コテ」…ほかのユーザーがら好かれ、優秀とみとめられているコテハンのこと。とくに創作物などを公開しているユーザーは、コテハンをつける必然性があるため良コテになりやすい。
  • 「空気コテ」…空気と同じように、存在を主張しないコテハンのこと。良くも悪くもない存在である。

「クソコテ」のまとめ

コテハンを使うこと自体はいけない行為ではありません。創作など、誰もが認めるような才能を見せることができれば、あるいは「クソコテ」ではなく「良コテ」として賞賛を浴びるかもしれませんよ。

ただし自由に意見を述べる掲示板であっても、場の空気やほかのユーザーのことを考えて発言する必要はあります。「クソコテ」と呼ばれないためにも、他ユーザーとの軋轢を回避しつつ慎重に発言したいですね。

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