「意識高い系」とは?発言する言葉や行動のあるあるをご紹介

「意識高い系」とは「異様にセルフブランディングに熱心」「人脈自慢」「団体・交流会などを企画したがる」「カタカナ語を使いたがる」といった特徴がある人を指します。本記事では意識高い系の言葉・行動あるある、意識高い系が発生した社会的背景などについても紹介します。

目次

  1. 「意識が高い」と「意識高い系」の違い
  2. 「意識高い系」の言葉の特徴や行動のあるある
  3. 「意識高い系」と思われてしまう要因
  4. 「意識高い系」が生まれた背景
  5. 「意識高い系」まとめ

「意識が高い」と「意識高い系」の違い

「意識が高い」「意識高いは、言葉はとても似ていますが意味は全く異なります

「意識が高い」

「意識が高い」とは、ある事柄に関心を持ち、よく理解していることです。社会問題に関心を持ったり、自分のキャリアについて考えたり、勉強熱心だったり、といった人の性質を指します。

「意識高い系」

「意識高い系」は、常見陽平『「意識高い系」という病』(ベスト新書 2012年)によれば、セルフブランディング(※1)、人脈自慢、ソー活(※2)、自己啓発など、自分磨きに精を出し、やたらと前のめりに人生を送っているタイプの人を指します。

また、NHKプレミアムで放送されたドラマ『その男、意識高い系』では、

  • やたらと自分のプロフィールを「盛る(もる)」
  • ソーシャルメディアで意識の高い発言を連発する
  • 人脈を必要以上に自慢する
  • カタカナ大好き
と紹介されています。

【その男、意識高い系】
https://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=3402

(※1)
「セルフブランディング」とは自分のブランドを高めること。

(※2)
「ソー活」とはソーシャルメディア(SNS)での活動のこと。2012年の「現代用語の基礎知識選 ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされました。
【ユーキャン新語・流行語大賞 2012年受賞語】
https://www.jiyu.co.jp/singo/index.php?eid=00029

「意識高い系」の言葉の特徴や行動のあるある

言葉の特徴

  • 名言を吐きまくる。
  • 将来のビジョンについて無駄に熱く語る。
  • 「拡散希望」投稿をやたらとする。
  • 人脈自慢をする。
  • 人を見下す。
  • ビジネス用語(※3)を多用する。
【具体的な例】
  • 「大企業にしがみついてはいけない」
  • 「新しい日本(の価値)を創る」
  • 「日本はこのままではダメだ」
  • 「○○さんと会った」
  • 「○○さんにSNSでフォローされた、友達になった」
  • 「○○さんの意見は大したことがなかった」
  • 「マスコミは、しょせん<マスゴミ>」
(※3)
【コトバの意味辞典:「ビジネス用語」とは?意味や使い方をご紹介】
https://word-dictionary.jp/posts/656

行動のあるある

  • 自分磨きが好き。
  • プロフィールを誇張し、手の込んだ写真(場合によっては本人と大きく異なる)を載せる。
  • やたらと人脈をつくり、自慢する。
  • 勉強会・異業種交流会をやたらと開く。
  • ビジネス書を読み漁り、真似をしまくる。
  • サラリーマンを「社畜」扱いし、起業したがる。
  • (なぜか国内でなく)海外ボランティア活動をする。
  • 肩書がなんだかすごい。(例:ハイパーメディアクリエイター、コミュニケーションスペシャリスト)

「意識高い系」と思われてしまう要因

  • 頑張る方向を間違えている。
  • 空回りしている。
  • 表面的にすぎないと感じる。
  • 見ていて不安になってくる。
  • あからさまに人を利用する。場合によっては「RT希望」「拡散希望」「シェアお願いします」なども該当。
  • 人に迷惑をかける。

「意識高い系」が生まれた背景

冒頭で紹介した『「意識高い系」という病』によれば、もともとは就職活動などで「意識が高い学生」といった言葉が使われていたようです。ただし当初は本来の「関心を持ち頑張っている」といった意味で使われていました。

その後、2008年のリーマンショックにより就職が難しい時期が続き、自己PRの必要性が増しました。また同時期にソーシャルメディア(SNS)が普及し、情報発信やネットでの人脈作りが容易になりました。自分のアカウントのプロフィール写真や文章を作る機会が生まれたことも関係がありそうです。

「意識高い系」まとめ

以上のように「意識高い系」は、手軽に自分を魅力的に見せ、場合によってはそのために相手を見下し、利用する傾向があるようです。

本当の「意識が高い人」になるためには、自分の中身と伴わない行動や表現は避けつつ、地道に努力を積み重ねることが必要と言えそうです。


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