「ございません」とは?意味や使い方をご紹介

謝罪会見では「申し訳ございません。」というフレーズをよく耳にします。しかし「ございません」という言葉、よくよく考えてみると一体何なのか疑問に思うことはありませんか?そこで「ございません」とは何なのかを意味や使い方と共にご紹介します。

目次

  1. ございませんの意味
  2. 「ありません」「ございません」の違い
  3. 申し訳ございませんは間違い?
  4. 「ございません」の使用例
  5. 正しいビジネス語

ございませんの意味

「申し訳ございません」や「問題はございません」のように普段から言葉の端々に使われる「ございません」ですが、一体どんな役割を持っているのでしょうか。

まず、「ございません」は「ございます」の否定形です。では元の「ございます」の意味はというと、次のとおりです。

  1. 動詞「ある」の丁寧語。「本がある。」など。
  2. 補助動詞「ある」の丁寧語で、「~てございます」「~でございます」「~にございます」のような形で使われる。この場合、「机に参考書が並べてある。」や「勉強を済ませてある。」など、文に維持や準備の意味を付加する役割を持つ
例えば「本がある」の否定形を丁寧にすると「本はございません」となります。「机に参考書が並べてある」や「勉強を済ませてある」は「並べてございません」 「済ませてございません」となります。

つまり「ございません」は、あるなしの「なし」をより丁寧に表現するための言葉なのです。

「ありません」「ございません」の違い

「ございません」に似た言葉で「ありません」があります。「ございません」と同様「申し訳ありません。」といった風に使われたりもします。しかし非常によく似ているこの二つの言葉ですが少しだけ違いがあります。

「申し訳ありません」も「申し訳ございません」もどちらも丁寧語です。しかし「ありません」よりも「ございません」の方が文法上、より丁寧な表現になります。

したがってビジネスにおいて、特に謝罪をする場面ではこちらの誠意を伝えるためにも、より丁寧な表現である「申し訳ありません」を使った方が良いでしょう。

申し訳ございませんは間違い?

私たちのが生活の中で既に当たり前のように使われている「申し訳ございません」という言葉ですが、実は間違った語法であるというのをご存知ですか?

「申し訳ございません」「とんでもございません」は間違った語法

そもそも「申し訳ない」という言葉は、このひとかたまりが形容詞です。もし「申し訳ない」に「ございません」を付けるのであれば正しくは「申し訳ないないことでございます」となります。

これは「とんでもない」や「みっともない」にも同じことが言えます。「とんでもございません」は「とんでもないことでございます」、「みっともございません」は「みっともないことでございます」となります。

言葉に対する考え方の変化

しかし最近ではあまりにも多くの人が「申し訳ございません」や「とんでもございません」という言い方をします。そのため昔から使われている伝統的な語法ではないけれど、問題ではないのではないかという考え方も出てきています。

確かにテレビなどの謝罪会見を見ていても「申し訳ないことでございます」ではなく、「申し訳ございません」と言っている人の方が多いような気はしませんか?

とは言っても相手によっては「申し訳ございません」といった表現を不快に思うこともあるので「申し訳ございません」を使う時は一定の注意が必要かと思われます。

「ございません」の使用例

それでは「ございません」を使った言葉をいくつか紹介していきます。こちらを参考にして、普段の言葉に「ございません」を自然に取り入れてみてくださいね。

  • 相違ございません。:間違いがないという意味。
  • 問題ございません。:問題がないという意味。
  • 商品はございません。:商品がないという意味。

正しいビジネス語

「申し訳ございません」と「申し訳ありません」のように、間違った敬語は知らず知らずのうちに相手に不快な想いをさせてしまうこともあります。そうならないためにも、間違いやすいビジネス敬語を下記に紹介しておきます。
 

~様でございますか? ~様でいらっしゃいますか?
すみません・ごめんなさい 申し訳ございません
ご苦労様です お疲れ様です
了解しました 承知しました・かしこまりました

言葉というものは相手との重要なコミュニケーションツールの一つです。相手に不快な想いをさせないよう、正しく使っていきたいものですね。


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