「なにそれこわい」とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは「なにそれこわい」という言葉をご存知でしょうか?「なにそれこわい」はインターネット上の掲示板やSNSで使われる言葉です。「なにそれこわい」は怖い話やホラーとは関係なく、とぼけた合いの手のような言葉です。「なにそれこわい」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「なにそれこわい」とは?
  2. 「なにそれこわい」の元ネタ
  3. 「なにそれこわい」の使い方
  4. 「なにそれ」が使われるネット用語
  5. 「なにそれこわい」まとめ

「なにそれこわい」とは?

「なにそれこわい」とは「勘違いしている状況や、事情をよく知らない状況で無意味に怖がって驚くこと」を意味する言葉です。またそれを装ってとぼけたように使われることもあります。

「なにそれこわい」の元ネタ

「なにそれこわい」は掲示板に投稿された「コピペ」が元になっています。「コピペ」とはコピー&ペーストの略語で、文章をコピーして別の場所に貼り付けることです。そこから転じて掲示板サイトに貼り付けられる、定型句化した文章を指す言葉として使われるようになりました。

「なにそれこわい」は聞き間違いから始まり、勘違いが訂正されないまま話が進んでいくという面白いコピペです。
 

店員「当店のポイントカードはお餅でしょうか」
ぼく「えっ」
店員「当店のポイントカードはお餅ですか」
ぼく「いえしりません」
店員「えっ」
ぼく「えっ」
店員「まだお餅になってないということでしょうか」
ぼく「えっ」
店員「えっ」
ぼく「変化するってことですか」
店員「なにがですか」
ぼく「カードが」
店員「ああ使い続けていただければランクがあがってカードが変わりますよ」
ぼく「そうなんだすごい」
店員「ではお作りいたしましょうか無料ですよ」
ぼく「くさったりしませんか」
店員「えっ」
ぼく「えっ」
店員「ああ期限のことなら最後に使ってから一年間使わないときれます」
ぼく「なにそれこわい」
店員「ちょくちょく来ていただければ無期限と同じですよ」
ぼく「なにそれもこわい」
店員「えっ」
ぼく「えっ」

「なにそれこわい」の使い方

「なにそれこわい」は状況がうまく把握できていないがなんとなく不安に思う時に「それがなんだかよくわからないがこわい」という意味合いで使われることが多いです。意味をはっきり理解していない時の曖昧な返事として使われることもあります。

  • 「昨日酔っ払って、気がついたらゴミ箱に頭入れて寝てたよ」「えっなにそれこわい」
  • 「カレーを作ろうと思っていたのにシチューが出来上がった」「なにそれこわい」

「なにそれ」が使われるネット用語

「なにこれかわいい(なにそれかわいい)」

「なにこれかわいい(なにそれかわいい)」はインターネット用語の一つで、「なにそれこわい」と同時期に使われるようになったと言われている言葉です。

イラストを見て可愛いと思った時にハッシュタグとして使われます。単純に可愛いと感じた時というよりは、意外性のある可愛さを発見した時に使われる傾向があるようです。

「なにそれ?おいしいの?」

「なにそれ?おいしいの?」は「知らない事柄を食べ物と勘違いするような無邪気さ」を表現した言葉です。そこから「本当は知っていることに関してあえて知らないふりをする」という目的で使われるインターネットの定型句になりました。

わざと知らないふりをすることで、そのことが自分とは無関係で、かつ無関心なことを皮肉的に言う言葉でもあります。1978年に放送された『未来少年コナン』や、スーパーファミコンのソフト『メタルマックス2』が元ネタであると言われています。

「なにそれこわい」まとめ

「なにそれこわい」は掲示板のコピペから流行った言葉で、上記で紹介したもの以外にも多くのシリーズがあります。

就職の面接を受けに来た大学生と面接官とのやりとりで「御社」を「恩赦」と勘違いするものや、上司と部下の会話で「司会」と「歯科医」を間違えるもの、銀行員とお客さんの会話で「投資」を「凍死」と聞き間違える話などなど。

どのシリーズも聞き間違いから始まりますが、何をどう聞き間違えるかによって話の展開が変わってくるので何度でも楽しめます。みなさんも興味があれば、是非調べてみてくださいね。

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