「同感」とは?意味や使い方を「共感」との違いも含めご紹介

「同感」とは、人と同じように感じることです。「君の意見に同感だ」と会話でもよく使いますね。コミュニケーションの上で重要なキーワードです。似たような意味を持つ言葉も多くありますが、皆さんは正しく使えていますか。本記事では、「同感」の意味と使い方をご紹介します。

目次

  1. 同感の意味
  2. 同感の使い方
  3. 同感の英語
  4. ○○同感するの表現法

同感の意味

同感は「人と同じように考え、または感じること」「その意見や考えに賛成であること」を意味する熟語です。 会話で「私もそう思うよ」と使いますね。それが「同感」していることです。

同感の使い方

同感は皆さんもよく使う単語ではないでしょうか。話の中で「その意見には同感出来る」「全員彼の意見に同感した」などと使います。

  • 同感
  • 共感
  • 共鳴
  • 同意
上記の4つの言葉は、同じような意味を持ちます。では、どのように使い分けるといいでしょうか。
  • 彼の意見に○○する:「同感」「共感」「共鳴」「同意」
  • まったく私も○○だ:「同感」
  • 人々に○○を与える:「共感」
  • 人々の○○をよぶ:「共感」「共鳴」
  • 趣味の点で○○する友人:「共鳴」
大きく5つの使用例に分けてみました。普段なんとなく使い分けている、と思われましたか?その違いをはっきりと区分けすることは難しいですが、それぞれ少しずつニュアンスが違いますね。

同感と共感の違い

「共感」は、「他人の考え、主張、感情を、自分もその通りだと感じること」です。「同感」が思考を共有することに対して、「共感」は感情を共有するニュアンスが強いです。同じ感情を持って相手の気持ちが理解出来ることが「共感」です。

たとえば「A君はいい人だ」と誰かが言ったとき、「私も同感」と言うことはあっても「私も共感」とは言いませんよね。しかし失恋して泣いている人を見て、自身の失恋体験を思い出し、相手の悲しみが自分の感情であるかのように理解できる。この場合は「同感した」ではなく「共感した」を使います。

また「共感」で共有されるものには、喜怒哀楽といったシンプルな感情だけでなく、義憤や正義感、焦燥感なども含まれます。

「こんなの間違ってる!(考え・主張)」に対して「確かにそうだな」と思考の結果として賛同する場合は「同感」を使いますが、「そうだ、間違ってる!」と心が動かされるような感覚であれば「考え(主張)に共感する」と表現します。

いずれにしても「共感」は、思考よりすこし深いところから自然と現れてくる心の動きだと言えるでしょう。

同感と共鳴の違い

「共鳴」は、物体が自然に振動し始める現象から転じて、【比喩的に同感すること】を意味します。話を聞く間に意見が合って感動したような場合に使いますね。「同感」よりもさらに語意が強調されている印象です。共鳴の場合、感情だけでなく行動も伴うことが多いのが特徴です。

同感と同意の違い

「同意」とは、「他人の意見と同じ意見を持って、受け入れること。同じ意味であること。」です。賛成することでは「同感」と同じですが、重要なのは賛成の意思表示をすることですね。

心の中で思っているだけでも「同感」「共感」は出来ますが、「同意」は相手に言葉で伝える必要があります。ここが使い分けのポイントです。

  • 「結婚に○○する。」:この場合、同感は使いません。使えるのは「同意」のみです。
  • 「ペットロスには○○できる。」:「同感」「共感」は使用できますが、「同意」は使いませんね。

同感の英語

  • 同感:「agree」
  • 同感する:「I agree. 」「I feel the same way.」「I thought so too.」 など
  • 共感:「sympathize」「empathy」
I have empathy for the way you think. 「あなたの考えに共感を持てる」
英語で表すと、「同感」と「共感」の違いが分かりやすいようですね。

○○同感するの表現法

同感の前に付く言葉はたくさんあります。「同感」の感じ方をさまざまに表現できるので、この機会に覚えておきましょう。

  • まったく同感する
  • すっかり同感する
  • 大いに同感する
  • 痛く同感する
  • ひどく同感する
他にも「はなはだ」「いくぶん」「深く」「まことに」「至極」「たいへん」「大いに」などがあります。ビジネスで使う場合は、「大いに同感です」などが向いていますね。


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