「道路族」とは?意味や使い方をご紹介

「道路族」という言葉をご存知ですか?最近、「道路族」の迷惑行為による近隣トラブルが非常に増えているそうです。「道路族」とはどのような人を指すのでしょうか。そして、どのようなトラブルが起きているのでしょうか。今回は「道路族」の意味や使い方をご紹介します。

目次

  1. 「道路族」の意味と例文
  2. 「道路族」が行う迷惑行為の例
  3. 「道路族」と近隣トラブル
  4. 「道路族」の主張
  5. 「道路族」の行為は犯罪にならないのか
  6. 「道路族」まとめ

「道路族」の意味と例文

「道路族」とは、道路上で遊ぶ、騒ぐなどの迷惑行為を繰り返す子どもやその親のことを言います。 「道路遊び族」と言うこともあります。

公園や公共の広場などで遊ぶ分には良いですが、道路上で遊ばれるのは確かに交通の妨げになり、迷惑ですね。そもそも、道路で遊ぶこと自体がとても危険な行為です。

【例文】

  • 道路族が夜まで騒いでいて勉強に集中できない。
  • 道路族に「そこで遊んだら危ないよ」と注意したのに効果がない。

「道路族」が行う迷惑行為の例

迷惑行為の例として、以下のような行為が挙げられます。

  • ボール遊びをして車や家を損壊させる、またはボールを取りに他人の家に不法侵入する
  • スケートボードやローラーブレードなどに乗って騒音を立てる
  • 道路上に敷物を敷いたり椅子を出して井戸端会議をする
  • 道路に落書きをする
  • 袋小路の道路上でバーベキューをする
  • 度が過ぎる大声で騒ぐ

「道路族」と近隣トラブル

「道路族」の迷惑行為は、近隣住民とのトラブルに発展することが非常に多いです。道路上での行為を注意すると、嫌がらせを受けるケースが特に多いです。迷惑行為は止まず、加えて嫌がらせも受けるため、訴訟に発展したり、精神疾患を患ってしまうケースもあるそうです。

自治会や警察に相談しても取り入ってもらえず、引っ越しを余儀なくされたという事例もあります。せっかく建てたマイホームを手放さざるを得なくなってしまったとすれば、とても気の毒な話です。

「道路族」の主張

「道路族」と呼ばれる人たちは、自分たちの行為をどのように考えているのでしょうか。注意すると逆恨みをされることから、自分たちの行為に問題意識を持っていない人が多いのかもしれません。

「みんな我慢しているんだから仕方ないだろう」とか「不動産屋から道路で子どもを遊ばせることができると説明を受けた」「公園までの道が危険で行かせられない」といった主張もあります。

また、「公園へ連れていくのが面倒」「公園で大きな子どもが遊んでいるので危険だ」という声もあります。

自分の目の届くところで子どもを遊ばせたい気持ちはわかりますが、近隣住民への配慮が欠けているとトラブルの原因となりそうです。

「道路族」の行為は犯罪にならないのか

道路交通法には、次のような規定があります。

(禁止行為)
第七十六条
4 何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。
一 道路において、酒に酔つて交通の妨害となるような程度にふらつくこと。
二 道路において、交通の妨害となるような方法で寝そべり、すわり、しやがみ、又は立ちどまつていること。
三 交通のひんぱんな道路において、球戯をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること。
四 石、ガラスびん、金属片その他道路上の人若しくは車両等を損傷するおそれのある物件を投げ、又は発射すること。
(以下略)

出典:道路交通法

この記載から、「交通のひんぱんな道路において」は法律に違反する可能性があるといえそうです。

「交通のひんぱんな道路」に明確な定義はないようですが、交通がひんぱんでなくとも、道路上で遊ぶ行為は危険ですので、近隣住民で事前にルールを決めるなどすることが大切でしょう。

「道路族」まとめ

「道路族」の迷惑行為は全国的に大きな社会問題になりつつあります。自分たちだけの道路でない以上、周囲に配慮して利用することが大切です。

また、「道路族」の子どもも、やって良いことと悪いことの区別がつけられないまま育ってしまうと、大人になっても「道路族」として迷惑行為をしてしまうでしょう。

「道路族」の問題は、モラルの低下や住民同士のつながりの希薄化など、現代の様々な問題にもつながる社会問題といえるでしょう。


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