「留保」とは?意味や使い方をご紹介

テレビのニュースで耳にしたり、ネットの記事でも目にすることがある「留保」という言葉。ちゃんと説明できますか?なんとなくは分かるような気はするけれど、はっきりとは分からない「留保」の意味や使い方を分かりやすくご紹介いたします。

目次

  1. 「留保」とは
  2. 「留保」の使い方
  3. 「保留」との違いは?

「留保」とは

「留保」という言葉は、『広辞苑』には以下のようにまとめられています。
 

りゅう-ほ【留保】
①とどめて保持すること。一時差し控えておくこと。保留。
「回答をーする」
②[法]一般に権利・義務を残留・保持すること。特に、条約について加入国の一つが特定の条項や適用地域などに関し制限をつけることをいう。

辞書によって言い回しは違いますが、おおよそこの二項目の意味を表しています。

「留保」の使い方

「留保」と聞いて、パッと思いつく言葉で「社内留保」があります。この言葉を通して「留保」という言葉を知ったという人も多いのではないでしょうか。「内部留保」とは「社内留保」ともよばれる経済用語です。

『経済・ビジネス用語辞典』から一部抜粋すると
 

当期の利益から税金、配当金、役員賞与など社外に流出する分を差し引いた残りを蓄積したもの。

他の言葉と、留保のもつ”とどめて保持する”という意味とが、合わさっているのですね。


「留保」はその他にも、「留保価格」「留保金課税」「留保需要」など、ビジネス用語として頻繁に登場してきます。ニュースなどで度々耳にしたり目にしたりするのは、「留保」という言葉がこのように使われているからなのです。

また、「留保」という単体の言葉だけでは、以下の例文のように用いられることもあります。
  • このプロジェクトの開始を一旦留保する。
  • 回答を留保する。

「保留」との違いは?

では、「留保」と似たような意味をもつ「保留」と、何が違うのか見てみましょう。

『広辞苑』によると
 

ほ‐りう【保留】
おさえてとどめておくこと。特に、その場ですぐに決めたり実行したりしないでおくこと。

このように、「留保」の意味とほぼ同じです。ただ、大きく違うことが一点。法律用語としての意味合いがあるかないかが挙げられます。

「保留」と「留保」どちららにもとどめておくのような意味合いが含まれています。しかし、「留保」は法律用語として用いられますが、「保留」には法律用語としての意味はありません。

また現状では、日常生活においては「保留」が多く使われ、「留保」はビジネスや法律の世界での方が頻繁に使われています。

「留保」と「保留」この二つの言葉は、意味だけではあまり差がないようですが、使われるシーンには違いがあったというわけです。


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