「カモミール」の花言葉とは?意味や使い方をご紹介

みなさんは「カモミール」という花をご存知でしょうか?「カモミール」はハーブの一つでもあり、その甘く優しい香りからお茶や入浴剤、アロマとしても人気の花です。そんな「カモミール」の花言葉について詳しい意味や具体的な使い方をご紹介します。

目次

  1. 「カモミール」とは?
  2. 「カモミール」の花言葉
  3. 「カモミール」の種類
  4. 「カモミール」の効果
  5. 「カモミール」の楽しみ方

「カモミール」とは?

「カモミール」はキク科の一年草で、薬草、ハーブティーとしてよく使われる植物です。花はリンゴに似た爽やかな香りがします。

ヨーロッパではもっとも歴史ある民間治療法として、4000年前から健胃剤、消炎剤、婦人病薬などに用いられており、日本には19世紀の初めに渡来しています。「カモミール」の語源はギリシャ語で「地上のリンゴ」という意味から来ています。

「カモミール」の花言葉

「カモミール」の花言葉は「苦難に耐える」「逆境で生まれる力」「清楚」「あなたを癒す」です。小さく可憐な花を咲かせるカモミールですがとても強く、寒さや雨風にも負けません。踏まれても枯れずにしっかり育つ生命力を持つカモミールなので「苦難に耐える」や「逆境で生まれる力」といった、たくましさを感じさせる花言葉がついています。

またカモミールは世界最古のハーブとしても知られており、神に捧げられていたことから「清楚」、香りが持つ癒し効果から「あなたを癒す」の花言葉がつきました。

「カモミール」の種類

「ローマンカモミール」

「ローマンカモミール」は白いデイジーのような花を咲かせることが特徴で、踏んでも枯れない強い花です。そのためリュウノヒゲや芝のようにグラウンドカバーとして用いられます。

多年草なので一度冬に枯れてしまっても、また翌年の春には花を咲かせてくれます。葉にも花と同様の香りがあるので、踏んで歩くと甘く良い香りが立ち上ります。

「ジャーマンカモミール(ブルーカモミール)」

「ジャーマンカモミール(ブルーカモミール)」は「ローマンカモミール」のように白いデイジーのような花を咲かせますが、一年草で香りは花だけにあります。エッセンシャルオイルを作る時に青くなることから「ブルーカモミール」とも呼ばれています。

「ダイヤーズカモミール」

「ダイヤーズカモミール」はタンポポのような黄色い花を咲かせます。花びらは染物の原料として使われます。

「ワイルドカモミール」

「ワイルドカモミール」はモロッコの丘で摘まれることから別名を「モロッコカモミール」と言います。香水の原料として使われます。

「カモミール」の効果

「カモミール」は上記でもご紹介した通り、世界最古のハーブです。薬としても癒しとしても、様々な効果をもたらしてくれます。
 

  • 鎮静作用:カモミールの甘くフルーティーな香りには鎮静作用があり、興奮を鎮めてくれます。イライラや疲労を落ち着かせ、眠りを促すリラックス効果があり、睡眠作用も期待できます。
  • 消炎鎮痛作用:粘膜や皮膚の炎症を鎮めて痛みを和らげてくれます。風邪の初期症状であるのどや鼻の痛み、アトピー性皮膚炎に良いとされています。ドイツでは濃いめに淹れたカモミールティーをマウスウォッシュや歯肉炎、口内炎の治療に使います。
  • アレルギー症状の緩和:花粉症などのアレルギー症状を和らげる働きがあると言われています。カモミールティーの蒸気を吸い込むだけでも鼻詰まりに効果があるそうです。

「カモミール」の楽しみ方

「カモミールティー」

カモミールはハーブティーとして楽しむのが一般的です。カモミールの中でも、特にジャーマンカモミールはお茶に馴染み深い種類です。リラックス効果と体を温めてくれる効果があるので、女性に嬉しい飲み物ですね。

しかし妊娠中の方は子宮を収縮してしまう作用があるので注意が必要です。またブタクサアレルギーの人もアレルギー症状が出てしまう可能性があるのでオススメできません。

「カモミール精油」

「カモミール」はアロマとしても人気があります。カモミールの持つ睡眠作用でお風呂に垂らしたり、枕元に置いたりして使えばぐっすりと眠りにつくことができるでしょう。乾燥したお肌に塗ればスキンケアとしても利用できます。

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