「どや」とは?意味や使い方を顔文字を含めてご紹介

「どや」という言葉をご存知でしょうか。「どや」だけで用いられることもあれば、「どや顔」と表情を指して用いられることもあります。特に「どや顔」は、ネット上でよく見かける言葉です。ここでは「どや」の意味や顔文字、使い方を、順々に紹介していきます。

目次

  1. 「どや」の意味
  2. 「どや」の顔文字
  3. 「どや」の使い方
  4. 「どや」と似た表現

「どや」の意味

「どや」とは「どうだ」の意味を持つ、関西の方言です。ここでの「どうだ」とは自分の行動、あるいは成果を指し、自慢げ、得意げな様子を表します。

他に京都の方言で「どや」は「どうですか」の意味であり、こちらは提案や質問のニュアンスを持っています。どちらも正しいですが、インターネット上では、関西の方言としての意味が強いです。

倒語としての「どや」

「宿(やど)」を逆さ読みし、「どや」とも言います。宿とは泊まるための施設などを指し、そういった宿泊施設が集まっている場所を、「どや街(がい)」と表します。

「どや」の顔文字

  • ( ゚ー-゚ )ドヤ
  • (`^´) ドヤッ!
  • ( ・´ー・`)どや
上述の通り「どや」は関西の方言の意味が強いので、どれも自慢げ、得意げを表す顔文字です。一方で「どや」の顔文字は多々あれど、有名なものは少ないです。

何故ならネット上で過度な自慢げ、得意げな表現は「痛々しい」と評される場合があり、嘲笑の対象になりかねないためです。ゆえに匿名の掲示板などで、「どや」の顔文字はあまり使われません。

「どや」の使い方

「どや」は自分の行動や成果を得意げに自慢するとき、あるいは他人が自慢げ、得意げなときに使われます。

たとえば何かを成し遂げたとき「どや」と使えば、「この人は自慢げにしている」と相手に伝わります。他人の得意げな表情に対し「どや」と使えば、「得意げな表情ですね」との感想に等しいです。

ただし他人に使う場合は「小馬鹿にしている」と受け取られる場合もあるので、与えるニュアンスには注意が必要です。

「どや顔」について

「どや」と発言している、もしくは発言しそうな自慢げ、得意げな顔を、「どや顔」と表します。たとえば誰かの自慢げな表情を指し、「どや顔だ」と評します。

他には「どや顔」をしているアニメ、漫画などのキャラクターを指し、「どや顔かわいい」と褒める意味で使ったり、「笑い」を意味する「w」と組み合わせても使われます。

「w」と組み合わせる場合、「どや顔」をしている人物に対し、「なんでどや顔なのw」とギャグ的な突っ込みのニュアンスを含めたり、「どや顔www」と嘲笑のニュアンスを込めても使われます。

「どや」と似た表現

「どや」と似た表現には、「ふふん」や「キリッ」などがあります。使い分けが難しくも、それぞれ特徴があり、「どや」とは似ていながらも細部が異なります。

「ふふん」の意味と顔文字

「ふふん」とは自慢げ、得意げなときに、鼻を鳴らす音を表します。転じて相手を見下したり、自分が優位なとき、また台詞としても使われます。

表現としては「ふふんと鼻を鳴らす」や、台詞で「ふふんっ」、「ふふん!」とも使われ、自分が得意げになっている様子を伝える際、用いられます。

「どや」との違いは、対象を自分に限定する点です。自分が「ふふん」とは使っても、他人を指して「ふふん」とは使いません。「ふふん」はあくまでも鼻を鳴らす音を表すので、そこを踏まえれば、使い分けられます。

  • (* ̄ー ̄*)ふふん!!

「キリッ」の意味と顔文字

「キリッ」とは凛とした、引き締まった様子を表します。転じて「どや」と同様、自慢げや得意げな様子を指しても使われます。

自分を指して「キリッ」と使う場合は、ギャグやふざけているニュアンスが強いです。表現としては「キリッとした表情」や「キリッと冷えた飲み物」と使われ、凛とした顔、引き締まっている物に使われます。

「どや」との違いは、凛としている、引き締まっているか否かです。「どや」は雰囲気も含むので、だらしのない表情でも得意げであれば、「どや」が使われます。

対して「キリッ」は客観的な様態を重視します。そこを踏まえれば、使い分けられます。これは自分を指す主観的な「キリッ」が、ギャグ、引いては滑稽なことにも繋がります。

  • (`・ω・´)キリッ


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