「首尾一貫」とは?意味や使い方をご紹介

首尾一貫(しゅびいっかん)とは、始めから終わりまで主義を貫き通すことを意味した四字熟語です。強い意志を持った気持ちが漢字からも伝わります。本記事では、普段から使われることの多い「首尾一貫」の意味や使い方を詳しくご説明します。

目次

  1. 首尾一貫の意味とは
  2. 首尾一貫の使い方
  3. 首尾とは
  4. 一貫とは
  5. 首尾一貫の類義語
  6. 首尾一貫感覚とは

首尾一貫の意味とは

首尾一貫の意味は、始めから終わりまで同じ主義や方法で貫き通すこと。始めから終わりまでを意味する「首尾」と、変わることのない「一貫」を重ねた四字熟語です。

頑固でも筋の通った人を褒める場合には使えますが、間違った意見を通そうとする時や、無理を押し通すこととは違いますので、注意して下さい。

首尾一貫の使い方

日常会話や、ビジネスシーンでよく使われている「首尾一貫」は、考え方や態度が「ぶれない姿勢」を褒める場合や、評価する時に使います

  • 上司は首尾一貫しているので周りからの信頼も高い。
  • 監督は首尾一貫した考え方で、チームを優勝に導いた。
  • 強い意見に流されやすい彼は、首尾一貫とはほど遠い人だ。
首尾一貫とは反対に、態度や方針を他人の意見に流されて途中でコロッと変えてしまうと、周囲にいる人に迷惑を掛けることもありますね。

首尾とは

「首と尾」からなる首尾は「頭とお尻」の意味で、転じて始めから終わりを意味します。また、事の成り行きや結果も意味しています。

  • 首尾を整える:物事の始めと終わりをうまくまとめること
  • 首尾は上々:結果がうまくいくこと
  • 首尾よく:物事は都合よく進んでいること

一貫とは

一貫の意味

  1. 銭を数える昔の単位
  2. 尺貫法の重量の単位
  3. 始めから終わりまで同一の主義や方法で貫き通すこと
首尾一貫の意味で使う場合は、3になります。「首尾」と重ねることで、より強調された意味になっているわけですね。また、重量の単位としての「一貫」は、3.75kgですが日常的に使うことは少なくなりました。

一貫を使った慣用句

  • 趣旨が一貫している。
  • 彼のプレゼンは一貫した説明でとても分かりやすかった。
  • 一貫していない態度に振り回されて困っている。
ニュースや情報番組などで、聞くことが多いですね。堅い表現のように聞こえますが、信頼のおける人や態度を褒める場合によく使われています。

首尾一貫の類義語

  • 終始一貫:始めめから終わりまで、態度、行動、状態を変えないで通すこと
  • 初志貫徹:最初に思い立ったこころざしを貫き通すこと
  • 徹頭徹尾:始めから終わりまで同じ方針、行動を貫くさま
以上の類義語で言い換えることが出来ます。四字熟語を日常会話で使うことは少ない、と感じた人はこの機会に積極的に使ってみて下さい。特にビジネスシーンなどでは言いたいことを簡潔に表現できるため、スムーズな話しあいが出来ますよ。

首尾一貫感覚とは

SOCとは、もうすでにご存知の人もいらっしゃると思いますが、Sense of Coherenceの略で、 日本語では、 「首尾一貫感覚」 と訳されています。これは人生で起こる様々な出来事を、一貫して捉え、つじつまを合わせて、きちんと行動ができるという感覚のことです。

ユダヤ系アメリカ人の医療社会学者アーロン・アントノフスキー博士により提唱された考え方で、SOCが高いとストレス対処能力が高いと言われています。
1.把握可能感“わかる感”:置かれている状況が把握できる、今後の状況がある程度予測できるという感覚
2.処理可能感“できる感”:何とかなる、何とかやっていけるという感覚
3.有意味感“やるぞ感”:ストレスに対処することや日々の営みに意味・やりがいを見いだせる感覚
(引用元:http://nkkg.eiyo.ac.jp/_src/sc2917/H23storesu.pdf

首尾一貫感覚とは、以上の3つの感覚から成り立っています。この感覚を高めると、ストレスを感じても上手く対処ができて、ストレスに打ち勝つことができるようになるそうです。


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