「fラン」とは?意味や使い方をご紹介

センター試験を受けた経験がある人は、「fラン」という言葉をどこかで聞いたことがあるかもしれません。もちろん、「蘭」の新しい品種ではありません。受験生にとっては関係の深い「fラン」という言葉について、由来や意味、使用例を分かりやすく解説していきます。

目次

  1. 「fラン」の由来は?
  2. 「fラン」の2つの意味
  3. 「fラン」のまとめ

「fラン」の由来は?

「fラン」の由来は、河合塾が作成した大学別難易度ランキングで使われていた格付けの呼称です。「BFランク(ボーダーフリーランク)」→「Fランク(フリーランク)」→「fラン」という流れを経て成立しました。

「Fラン」と表記されることも珍しくありません。

「fラン」の2つの意味

「fラン」という言葉には、元々使われていた意味と、後から一般的に使われるようになった意味の2つが存在するようです。後者は前者の意味を拡大して誕生したと言われています。

1:河合塾における意味

まず、河合塾における「fラン」とは、以下をさします。
 

”前年度入試結果調査データにおいて、不合格者数が少ないため合格率50%となる偏差値帯が存在せず、ボーダーラインが設定できなかった場合、ボーダー・フリー(BF)としている。
引用:入試難易予想ランキング表

なお、偏差値とは、平均点と自分の点数との位置を客観的に知ることができる物差しです。

2:広く一般に知られている意味

一般的に知られている「fラン」の意味は、「誰でも簡単に入れる大学」・「学力の乏しい大学」として使われていることが多いようです。

河合塾による格付けとはあまり関係がなく、名前のあまり知られていないような大学にまで拡大して使われることもあります。ネット上で散見されるものの多くは、こちらの意味で使われている場合が多くあります。

「fラン」のまとめ

上記の通り、「fラン」とはボーダーラインを設定できない大学を示す呼称として河合塾で使われていました。そのため「fラン」という言葉自体には、特定の大学を揶揄したり、蔑んだりするような意図はまったくありません。

しかし、一般的に使用されるようになると、偏差値の低い大学全般を否定的な側面で語る場合に用いられることが多いようです。

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