「ダメンズ」とは?意味や使い方をご紹介

「知り合いの旦那さんはダメンズで…。」のように使われる「ダメンズ」という言葉。字面を見ただけでも、なんだかがっかりしてしまうような気がしますね。でも「ダメンズ」は案外、身近にいるのかもしれません。この記事では、「ダメンズ」について解説します。

目次

  1. 「ダメンズ」とは?
  2. 『だめんず・うぉ~か~』とは?
  3. 「ダメンズ」の特徴
  4. 「ダメンズ」にはまりやすい女性の特徴

「ダメンズ」とは?

「ダメンズ」は、「ダメ」と「メンズ(男たち)」を組み合わせた言葉で、だめな男性のことを指します。

主に、女性から見て、恋愛や結婚の対象としては適さない、こんな男性と付き合ったら幸せにはなれない、というようなだめな男性のことです。ひらがなで「だめんず」と書かれることもあります。

倉田真由美(くらたまゆみ)さんの漫画『だめんず・うぉ~か~』が由来の言葉です。

『だめんず・うぉ~か~』とは?

『だめんず・うぉ~か~』は、2000年から2013年まで雑誌『SPA』(扶桑社)で連載された漫画です。ダメな男性=ダメンズばかりを好きになってしまう女性、ダメンズを渡り歩く女性である「だめんず・うぉ~か~」の体験談を漫画化したノンフィクション作品で、一般から募集した体験談を、作者が取材して漫画にしています。

『だめんず・うぉ~か~』というタイトルは、連載が始まるときに角川書店から発行されていた『Men’s Walker』という雑誌のタイトルをもじったものです。

2002年には飯島愛さん、原千晶さんの出演で、日本テレビの深夜帯でドラマ化、2006年には藤原紀香さんの出演で、テレビ朝日系でドラマ化されました。2006年には舞台化、2010年にはアニメ化もされています。

「ダメンズメーカー」とは?

ダメンズを渡り歩く「だめんず・うぉ~か~」よりもさらに積極的に、当初はダメンズではなかった夫や付き合った男性をダメンズにしてしまう女性のことを言います。

心理カウンセラー、作家の心屋仁之助(こころやじんのすけ)さんがブログで使った言葉とされています。

「ダメンズ」の特徴

ありがちな、ダメンズの特徴をご紹介します。

金銭的にだらしない

ギャンブルが好きだったり、金遣いが荒かったりする男性は「ダメンズ」と呼ばれることが多いでしょう。借金を抱えていることもあります。

単純に働かないのでお金がなく、女性の収入を当てにしている場合や、働いているけれど自分の趣味などに惜しみなくお金をつぎ込んで、いつもお金がない場合もあります。夢ばかり追いかけていて、定職につかないタイプのダメンズもいます。

女性関係にだらしない

浮気をしたり、不倫をしたりする男性も「ダメンズ」と言われるでしょう。一見、人当たりが良く、女性にはまめなタイプの男性の中にも、この手のダメンズが多くいるようです。

女性を支配したがる

DV(domestic violence、ドメスティック・バイオレンス)やデートDVで、心理的、身体的などの暴力をふるって女性を支配する場合や、モラハラ(モラルハラスメント)で女性を精神的に追い詰める男性も「ダメンズ」の一種といえます。

この手の男性は、メールなどでしょっちゅう連絡をさせたり、女性が出かけるときに、誰とどこへ行くのかしつこく知りたがったりする傾向もあるようです。

DVやモラハラの場合、女性に対して優しい時期もあったり、外面は良かったりすることもあるので、別れる決心が鈍ってしまうこともあるようです。

「ダメンズ」にはまりやすい女性の特徴

ここも必ず、というわけではないですが、全体的な傾向をご紹介します。

尽くすタイプの女性

付き合っている男性がダメンズだったとき、ダメンズなのは相手のせいであるにもかかわらず、「あの人には私しかいない、あの人を正しい生き方に戻してあげられるのは私だけ」と思い込んでしまうような女性は注意が必要です。

優しく情が深い女性、母性本能が強い女性も、ダメンズにはまりがちのようです。

自分に自信が持てない女性

自己肯定力が低く、自信のない女性は、ダメンズであっても自分を必要としてくれる男性にはまりやすいようです。

また、このような女性は、暴力をふるうような男性が相手でも、「暴力をふるわれるのは自分が悪いからだ、本当の彼は優しい人のはず」と思い込んでしまいがちです。

恋愛依存症の女性

恋愛をすると一途になって、恋愛が生活の中心になってしまうタイプの女性も「だめんず・うぉ~か~」になりやすいようです。恋愛中は、相手のダメなところが見えなくなってしまい、強い束縛をされてもそれは彼の愛情から来るもの、と思ってしまうようです。

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