「omg」とは?意味や使い方をご紹介

皆さんは「omg」という言葉をご覧になったことがあるでしょうか。主に海外のSNSなどにしばしば登場するアルファベットの略語です。「omg」とは何の略で、どういう意味なのでしょうか。またどんな時に使われるのでしょうか。今回はこれをご紹介します。

目次

  1. 「omg」の意味
  2. 「omg」の語源
  3. 「omg」の使い方
  4. 「omg」の例文
  5. 「omg」と類似の表現
  6. 「omg」のまとめ

「omg」の意味

「omg」という言葉は、英語のインターネットスラング(ネットでの俗語)の一つです。主にはツイッターやインスタグラムといったSNSやメールなどで、海外の英語圏で使用されることが多い表現です。

「omg」は驚きや感動などを示すときに文の中で用いられ、日本語訳では「何てことだ!」「やってしまった!」「どうしよう!」といった意味となります。

「omg」の語源

「omg」という略語は、もともとは英語の「Oh my God!」(オー・マイ・ゴッド)が語源です。それぞれの単語の頭文字を並べたのが「omg」です。

「Oh my God」は本来は「おお神よ!」といった日本語訳になりますが、英語圏で使われる場合は一般には驚きや感動、舌打ちなどの感情を示す際に用いられる慣用的な言い方です。日本語では、文脈によって「なんてこった」「お気の毒に」「ええっ、本当?」などの訳があてられることが多いようです。

「omg」の使い方

「omg」は英語でのインターネットスラングの略語で、一般には文頭や文末に置かれることが多いといえます。スラングですので、くだけた文章の中で、軽い感じで用いられる表現です。感動、喜び、怒り、失望などさまざまな感情を短く表す際に使われます。

前述したように、この言葉は「Oh my God」と同じ意味で、英語圏では感情が大きく動いた場合に、会話や文章でしばしば用いられます。ただ「God」(神)という宗教的な言葉が使われているため、英語圏以外の、例えば日本人などが使用すると、相手に違和感を与える場合もあるようです。

アメリカ、イギリスといった英語圏の国々ではキリスト教徒の割合が多いとされますが、キリスト教徒の中には「神の名前をむやみに口にすべきではない」という考え方もあり、「Oh my God」という表現自体を嫌う人もいるといわれます。

このため英語では「God」を「Gosh」と言い換えたり、同じように驚きや感嘆を表す言い方として「Oh my goodness」「Oh boy」「Oh dear」といった表現が用いられるケースもあるようです。

「omg」の例文

  • OMG. Are you guys okay and safe? (まじか。みんな大丈夫かい?)
  • OMG! Justin Bieber is so hot! (やべえ!ジャスティン・ビーバーってイケメンすぎ!)
  • OMG!! My wallet has been stolen! (なんてこった!俺の財布盗まれちゃったよ!)

「omg」と類似の表現

「omg」と同様に、海外のSNSなどでよく見かけることがある、英語のインターネットスラングをいくつかご紹介しましょう。

  • 「lol」…「laugh out loud」の略で、「大笑い」「笑う」「おかしい」といった意味。日本語の「(笑)」と同じ。
  • 「lawl」…「lol」と同じで、日本語の「(笑)」と同じ意味。
  • 「thx」…「thanks」の略。「ありがとう」とカジュアルなニュアンスで伝える際の表現。
  • 「rofl」…「rolling on the floor laughing」の略で「床を転げ回って笑う」という意味。
  • 「xoxo」…「hugs and kisses」の略で、愛情表現として友人や恋人などに伝える言い方。主に女性が文章の最後に付けることが多い。

「omg」のまとめ

「omg」といえば、今年春、プロテニスで活躍中の大坂なおみ選手が、幼い頃から憧れてきた「テニス界の女王」セリーナ・ウィリアムズ選手に初めて試合で勝った日、自身のツイッターで二人の写真とともにつぶやいていたのが印象的でした。

日本語では、SNSやネットでたくさんのスラングが使われていて、しかも時代によってはやり廃りもあります。英語にも英語なりのネットスラングがたくさんあり、いくつか覚えておくだけでも理解の助けになるのではないでしょうか。

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