「了承しました」とは?意味や使い方を「了解しました」との違いも含めてご紹介

皆さんは「了承しました」という言葉をよく使いますか。丁寧な言葉だと思って使っていても、もしかしたら相手は失礼だと感じているかもしれません。今回は「了承しました」の意味や使い方をご紹介します。正しい意味を理解してビジネスシーンで活用しましょう。

目次

  1. 「了承しました」の意味と使い方
  2. 「了承しました」と「承知しました」の違い
  3. 「了承しました」と「了解しました」の違い
  4. ビジネスシーンで「了承」を伝える言葉のまとめ
  5. 「了承しました」の英語表現
  6. 「了承しました」のまとめ

「了承しました」の意味と使い方

「了承」とは「ある物事の事情をくんで受け入れること・納得すること」で、「了承しました」は「了承する」の丁寧語表現です。

ビジネスでは相手の申し出などを承諾する場面で使用します。丁寧語なので、本来は目上の人に使っても失礼にはあたらないはずですが、ビジネスシーンでは目上の人が目下の人に対して使う言葉として認識されています。

そのため、上司や顧客に何かを依頼された際に「了承しました」と答えるのは「失礼な人だ」と思われる可能性が高いので注意しましょう。

「了承しました」と「承知しました」の違い

上司や顧客相手に「了承」を伝える場合は「承知しました」を使うことが好ましいとされています。「承知」とは、「わかっていること、聞き入れること、承諾すること、許すこと」を意味します。

「承知しました」は敬語表現でも謙譲語にあたります。謙譲語とは相手に対してへりくだる表現なので、「承知しました」は上司や顧客相手に使うことが適当なのです。逆に「承知しました」を部下や同僚に使うのは不自然です。

「了承しました」と「了解しました」の違い

「了解しました」という言葉もよく聞きますが、この表現は目上の人に対して使って問題ない言葉でしょうか。

「了解」とは「事情を思いやって了承すること・理解すること」です。そして、「了解しました」はその丁寧語表現です。「了承しました」と同じ敬語の扱いであることがわかります。

つまり、「了解しました」も本来は失礼な言葉ではありませんが、ビジネスシーンでは目上の人には使うべきではないと広く認識されている表現です。

ビジネスシーンで「了承」を伝える言葉のまとめ

同じ敬語表現でも丁寧語なのか謙譲語なのかで使ってよい相手が変わることがわかりました。ここで「了承」を伝える言葉を使用シーンごとに整理しましょう。

目上の人(上司や顧客など)に「了承」を伝える場合

  • 承知しました
  • 承りました
  • かしこまりました

「承る」「受ける・聞く」の謙譲語で、「承りました」は「謹んでお引き受けする」という意味合いです。

「かしこまる」身分の高い人・見上の人を前にしておそれ敬う気持ちを表現する言葉です。

「かしこまりました」は「命令・依頼などを謹んで承る」という意味です。「かしこまりました」のほうがより相手への敬意を表現した言葉だと言えるでしょう。

部下や同僚に「了承」を伝える場合

  • 了承しました
  • 了解しました
  • わかりました

「了承しました」の英語表現

英語には謙譲語という概念がありませんが、カジュアルな表現とフォーマルな表現があります。使用する場面によって使い分けたいですね。

O.K.

OKは内容を理解したときや依頼を受けたとき、何かを確認したときなど幅広い場面で使用できる表現です。

しかし、カジュアルな表現なので目上の人に使える表現ではありません。「了解!」といったニュアンスです。また、汎用的であるがゆえに意味が曖昧で多用しすぎると適当な人だと思われることもあるでしょう。

I get it.

こちらも「了解した」というニュアンスです。過去形のI got it.やGot it.も使えます。OK同様にカジュアルな言い方なので同僚や部下、友達同士で使いましょう。

I understand.

直訳は「理解した」ですが、わりとフォーマルな言い方で日本語の「承知しました」にあたります。上司などの目上の人に使える言い方です。

Certainly.

Certainlyは「確かに」という意味で、何か依頼を受けた「確かにそうします」と答えるときに使えます。こちらも少しフォーマルで丁寧な表現なので、日本語の「承知しました」のニュアンスで使うことができます。

「了承しました」のまとめ

目上の人には「承知しました」「かしこまりました」、同僚や部下には「了解しました」「了承しました」。このような考え方は近年のビジネスマナー指南書などで記述されるようになったそうです。

丁寧語なのに使うと相手に失礼というのは不思議な感じもしますね。しかし、丁寧語ということよりも「了解」「了承」自体が目上の人には使えないと認識している人が多いです。正しく使い分けるようにしたほうがいいでしょう。


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